・2010年
12.24
・
環境省釧路自然環境事務所などの記録で、ここ10年間にタンチョウ224羽以上が事故で死傷したと、報道される。農薬中毒になったタンチョウは7羽いたという
・
奈良県、中国産冷凍食品「有機チンゲン菜カット」から農薬残留基準の42倍にあたるジフェノコナゾールを検出したと発表
・
群馬県渋川署、渋川市の農業男性が紛失届を出したクロルピクリン1缶を発見したと発表。ふたが外れ、クロルピクリン全量が流出していた
12.22
・
群馬県渋川市の農業男性、クロルピクリン1缶(20リットル)を紛失したとして渋川署に届け出る
12.17
・
茨城県、境町長井戸にあるJA茨城むつみ出荷のホウレンソウから基準値を超える殺虫剤クロルフェナピル0・09ppmが検出されたたため、回収命令
・
岩手県、奥州市の江刺農協が出荷したシュンギクから基準を超えるアニリド系殺菌剤ボスカリド0.04 ppmが検出されたと発表
12.15
・
農水省、シュンギクなどから基準を超える農薬が検出されているため、通知「農薬適正使用の徹底について」を出す。農水省該当HP
12.12
・
群馬県、JA佐波伊勢佐木あかぼり営農センターが6日に出荷したシュンギクから基準を超える有機リン系殺線虫剤ホスチアゼートが検出されたと発表。回収命令
12.11
・
千葉県柏市でシュンギクから新たに基準を超える有機リン剤フェニトロチオンやキチン合成阻害剤ルフェヌロン、ピレスロイド剤ビフェントリンが検出される
12.09
・
千葉県の柏市保健所、柏市内生産の春菊から基準の18.7倍のメチダチオンを検出し、回収命令
12.03
・
山形県、鶴岡市の庄内たがわ農協が出荷したネギから、農協の自主検査で基準を超える0.58 ppmのフェニトロチオンが検出されたと発表
11.26
・
東京都江東区都立亀戸中央公園などで19-22日に50羽ほどの大量死していたハトから有機リン殺虫剤イソキサチオンが検出される
11.16
・
京都府山城北保健所、輸入オランダ産西リーキから基準値を超える殺菌剤ジフェノコナゾールを検出し、宇治市の生鮮食品輸入会社、エフ・アイ・エスに回収命令
11.11
・
大阪府、青森県三沢市のおいらせ農業協同組合販売のニンジンから残留基準値を上回る有機リン殺虫剤アセフェートが検出されたと発表。青森県に通報
11.05
・
福島県、県作成の農作物病害虫防除基準で、スタークル顆粒水溶剤(有効成分:ジノテフラン;ネオニコチノイド系殺虫剤)の使用方法を誤記載したと発表。使用回数が3回以下に定められているのに、使用制限なしと記載したという
11.01
・
北海道札幌市農業協同組合、同市内生産者が出荷したシュンギクから基準を超えるクロルフェナピル(0.67 ppm)を検出したと発表。札幌市保健所は同組合にの回収命令
10.30
・
新潟県新潟市保健所、新潟市南区の農家生産の食用菊(しろね食用菊 かきのもと)から基準値を超える殺虫剤フェニトロチオンとフェンバレレートを検出。JA新潟みらいに回収命令
10.21
・
奈良県、桜井市の農家が出荷したシュンギクから基準の150倍の有機リン殺虫剤EPNを検出したと発表
10.15
・
兵庫県有馬暑、10月5日に神戸市北区有野町の民家の玄関先でイヌがちくわをくわえ痙攣して倒れたが、このちくわからカーバメート殺虫剤メソミルが検出されたと発表。
10.13
・
群馬県のJAあがつま、西部営農経済センターが集荷した白菜から基準を超えたキチン合成阻害殺虫剤フルフェノクスロンを0.6 ppm検出したと発表(基準値 は0.5 ppm)。自主回収
10.01
・
兵庫県警監察官室、近畿管区警察学校に入校していた巡査に巡査部長がライターに殺虫剤を噴霧させて火傷を負わせたとして、本部長訓戒処分
9.28 ・ 山形県酒田市 等の庄内地方でアメリカシロヒトリが大発生していると報道される
9.27
・
製品評価技術基盤機構、殺虫剤などのスプレー缶の事故が5年間で159県起きており、1人が死亡、22人が重傷、165人が軽症を負っており、建物に被害が出た事故が43県であったとして、注意を喚起
9.20
・北海道、倶知安町の農家が生産したカボチャから基準値を上回る0.07 ppm野ヘプタクロルが検出されたとして、JAようていに回収命令。土壌に残留していた農薬が原因と思われる
9.17
・
長野県にあるJA全農長野、JA松本ハイランド朝日支所などが出火したグリーンリーフレタスから基準の22倍の殺菌剤クロロタロニルが検出されたと発表。自主回収
9.16
・
熊本市美術文化振興財団、高知県の文化財である絵屏風5点を熊本市現代美術館が変色させたと発表。殺虫作業で使った薬剤が原因と考えられている。現在では美術品保存などのために農薬等を使わない美術館が増えている
9.11
・
JAいんば(千葉県)、佐倉市内のヤマトイモ農家30戸でディービック水和剤を農薬取締法に違反する使用をしたと発表。出荷停止、自主回収。ディービック水和剤はチウラムとベンシクロンを有効成分とする殺菌剤
9.02
・
東京都、八丈島などの伊豆諸島でカシノナガキクイムシによる樹木の枯死が確認されたと発表。航空機により被害調査や,殺虫剤による機序をはじめる方針という
8.29
・
北海道北斗市のJAはこだて、市内農家が生産したジャガイモから残留が認められていない有機塩素系農薬ディルドリンが検出されたと発表
8.25
・神奈川県の藤沢市民病院、農薬を誤飲し解毒治療したが死亡し、男性の遺族と和解。解毒剤が血糖測定器に干渉し、正しい数値を示さず、低血糖になったためという。農薬が不用意に身辺に置かれていたことと、治療法がまだ完成していないこととを示す
8.21
・
茨城県、茨木町が生産したゴボウから基準値を超える殺菌剤フルトラニルが検出されたとして回収命令。
8.19
・島根県吉賀町の農業公社、農薬の環境負荷を軽減しようとしてラジコンヘリによる水田への竹酢液の散布が始まったと報道される。多環式芳香族炭化水素などの含有が疑われる竹酢液を空中散布するというのは蛮行といわれても仕方がない
8.16
・東京消防庁は夏場に派殺虫剤による事故が多いとし、注意を呼びかけていることが報道される。2005年4月から2009年12月までに殺虫剤が関与する事故で272人が病院に搬送され、月別では8月が多く、次いで7月、6月、9月の順である。目に入ったり子どもが食べたりする事故が多いという。
8.13
・
岩手県藤沢町黄海で、農薬散布用の無人ヘリコプターが高圧線に接触して断線し、停電
・
山県市鳥居ヶ丘の住居からコンロ近くの殺虫剤の肝が破裂して周囲に引火したのが原因と思われる火災発生
8.10
・
自然保護団体、日本の天然林を救う全国連絡会議、長野市にある中部森林管理局がまとめた、除草剤散布を含む、木曽ヒノキの維持管理方針の白紙撤回を求める申入書を山田農林水産相らに提出
8.04
・
東京都にあるアンビカトレーディング(株)、CTC アッサム紅茶 Regularから基準値を超える有機リン農薬(モノクロトホス)が再度検出されたため、商品を再度回収すると発表
8.01 ・ 茨城県笠間市で農薬散布中の無人ヘリコプターが工場に墜落し、出火
7.27
・
東京都にあるIPM西本株式会社、基準値を超える殺菌剤イマザリルを検出したためオーストラリア産ネーブルオレンジを自主回収
・
厚労省、オーストラリア産生鮮セルリアックから基準を超える殺菌剤ジフェノコナゾールを検出、回収等適切な対応をとるように東京都に依頼
・
厚労省、NEW'Sが輸入した中国産生鮮シソから基準を超える除草剤アトラジンを検出、回収等適切な対応をとるように大阪市に依頼
7.21
・
大阪府堺市西区の化学工業薬品会社、NIケミテック研究室で爆発があり、従業員3人が怪我。殺菌剤開発作業中の粉じん爆発の可能性がある
7.19
・
北海道せたな町北檜山区棉松で、水田に農薬を散布をしていた無線操縦ヘリコプターが墜落し、見張り役だった男性の太腿をプロペラが直撃し、男性が死亡。
7.16
・
JA高知はた、大月支署管内で生産されたシシトウから適用外農薬ビフェントリンが検出され、混入した可能性があるシシトウ39kgを回収したと発表。家庭菜園に散布した農薬が飛散した可能性があるという
・
厚労省、ローヤルがオランダより輸入したオーストリア産西洋わさびから基準を超える殺菌剤ジメトモルフ0.02ppmを検出し、京都市に回収等適切な対応をとることを依頼
7.14
・
熊本県警小国署、小国町上田にある井戸に有機リン殺虫剤を入れた疑いで男性を逮捕
7.09
・
宮城県、大崎市鹿島台大迫の鶴田川と登米市迫町新田の伊豆沼から環境基準を超えるダイオキシンを検出したと発表。これらの近くの水田で昭和40-60年代にダイオキシンを含む除草剤が使われていた
7.02
・
遺伝子組み換え食品を考える中部の会、三重県の国道23号沿いで採取したイヌガラシ近縁植物から、除草剤抵抗性の組み換え菜種の遺伝子やタンパク質を検出したと発表。これらは交雑種の可能性が強いという
6.26
・
産業医科大学と九州大学医学部は2011年から子ども8100人の健康などを13才まで追跡調査し、環境汚染との関係を解明すると報道される
・
宮崎県都城市、口蹄疫感染防止のために近隣自治体との境目に薄めた酢を無線操縦ヘリコプターで散布する作業を開始。有効性に疑問が残る
6.17
・
長野県上田市の市民団体、子どもの未来と健康を考える会は長野県全域で農薬空中散布中止を求める要望書を知事宛に提出
・
山梨県中央市藤巻にあるJA中巨摩東部忍形剤センターから出火し、周辺道路が通行規制。センターの薬剤粉にはクロロピクリンなどの農薬が保管されていた
6.12
・
茨城県、神栖市のJAしおさい波崎青年部会出荷のピーマンから基準の3倍の殺虫剤が福島県調査で検出されたと発表
5.30
・
奈良県、葛城市農家が出荷した青ネギから残留基準13倍の有機リン殺虫剤EPNを検出したと発表
5.28
・
大量死を起こしたミツバチの検体24件の約9割でネオニコチノイド系農薬が検出され、16件では半数致死量以上であった事が報道される。この他に複数のウイルスも検出されている
・
長野県飯田署、知人男性を殺害しようとしてアイスコーヒーに殺虫剤を混ぜて飲ませた卯が害で駒ヶ根市男性を逮捕
5.21
・
除草剤耐性である遺伝子組み換えナタネ、愛知県知多市から三重県松坂市にかけて自制していることを「遺伝子組み換え食品を考える中部の会」調査で判明したことが報道される
5.18
・
千葉県、タイから輸入されたオオバコエンドロから基準値の16倍の有機リン殺虫剤クロルピリホスと同13倍のピレスロイド殺虫剤ペルメトリンが検出された。回収命令
5.16
・
東京都清瀬市野塩5の居酒屋、酔菜で、客が目の痛みを訴え、東京消防庁の検査で農薬の成分が検出された。日中、周辺の畑で農薬がまかれていることを目撃した話があったという
5.14
・
山口県、平生町農家が生産で、南すおう農協(柳井市)に出荷されたチンゲンサイから、基準値の7.5倍(0.15 ppm)の殺菌剤トリシクラゾールが検出されたと発表
4.30
・
佐賀県、23日に牟田川で小魚が大量死した原因は特定できないと発表。水から微量の農薬トルフェンピラドが検出されている
4.12
・
神奈川県茅ヶ崎署、茅ヶ崎駅南交番に侵入し、ゴミ箱に農薬と塩素系洗剤をいれ、硫化水素を発生させたと思われる男性を逮捕
4.10
・
山梨県南アルプス市の果樹園で果樹に穴が開けられ13本が枯死した事件で、さらに別の14本意も穴が開けられていたことが判明したと報道される
4.08
・
三重県津市のパチンコ店で女性が自殺を図ったと見られ、トイレから農薬容器と塩素系洗剤の容器が発見される
3.30
・
農林水産省、島根県内自治体が発注した松枯れ予防事業で、県森林組合連合会が談合を繰り返して受注した疑いがあるため、連合会に事実関係などの報告を求める命令を出すと発表
3.29
・
島根県出雲市、来年度のマツクイムシ防除事業では空中散布を再開せず、樹幹注入などで対応すると住民代表らに説明
3.26
・
中国の公安当局が中国製冷凍ギョーザ中毒事件でギョーザに毒を入れた疑いで中国人男性を逮捕したと、新華社通信が報道。給料や待遇などの不満から犯行に及んだという
3.18
・
静岡県富士市中之郷のイハラケミカル工業の農薬を製造している工場で爆発事故。タンクが約15メートル飛び、駐車場の車両5台を直撃。通行中の女性の目にほこりが入り、病院へ
3.11
・
北海道中標津町で発見された雄タンチョウの死骸から0.068 mg/kgのフェンチオンMPPが検出され、釧路市で見つかった雌からはダイアジノンが検出されたと、釧路市で開催された環境省タンチョウ保護増殖分科会で報告
3.04
・
福島県郡山市保健所、JA郡山市が2月22日に出荷したニラから基準値を超える除草剤シメトリン 0.02 ppmを検出し、ニラ計100キロの回収命令
2.26
・
交通事故で農薬散乱。福岡県鞍手町中山の九州自動車道で大型トラックと乗用車が衝突し、トラック積み荷の稲用殺虫剤7200 kgの農薬が散乱
2.19
・
厚労省、検疫所のモニタリング検査で東京都のIPM西本株式会社が輸入したフィリピン産生鮮マンゴーから基準を超える殺菌剤フルシラゾールを検出したと通知
2.17
・
兵庫県神戸市中央区の商社「新栄」、ベトナム産淡水魚バサの切り身から基準の120倍の除草剤トリフルラリンを検出、自主回収を開始したと発表。これを報じる新聞記事は食べても健康には影響がないと報じているが、トリフルラリンは発癌性を指摘されている農薬
1.29
・
秋田中央署、秋田市役所で異臭を放つ液体の入ったペットボトルから殺虫剤が入っていた可能性が高いと発表。硫化水素ガスが検出された。ペットボトルの臭いをかいだ市職員1人が気分が悪くなり、病院に行く
1.26
・
長野県上田市、2009年から中止した松くい虫防除のための農薬空中散布を新年度も中止する方針を決定
1.13
・
千葉県、食品輸入会社サンフレッシュ通商が輸入したベルギー産リーキから基準値4倍の農薬ジフェノコナゾール0.04 ppbを検出、回収命令
・
名古屋地裁、農薬汚染米を食用に転売し、食品衛生法違反と有印私文書偽造・同行使の事件で、名古屋市の接着剤メーカー浅井の社長、浅井利憲に懲役2年、執行猶予5年、罰金150万円を言い渡す