MCS と EHS の公式な認知を求める4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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改訂版は科学審査委員のグループによって行なわれている。

第一に、どれが環境病であるのか、それらが職業病であるのかどうか知らなくてはならない。

そして二番目に発症のレベルを数値で示さなくてはならない。

【フランシスカ・グティエレス氏 NGO】 ドイツ、日本、オーストリア、ルクセンブルグが自国の ICD で MCS を認知したのに、残りの国は認知していないのはどういうわけか。

このことは、国によって、また患者の間に不公平な状況を作り出す。

【ウスツン博士 WHO】

ICDは世界レベルのものであるが、それでも全ての国は自主権の実施に基づき、必要な変更をどのようにしてもよい。
2011年5月16日に、このレビューにおける非常に包括的な最初のドラフトが完成し、2012年5月までにもっと詳細なドラフトが作成されるであろう。

2015年、世界保健機関総会で結果が発表されるであろう。
作業の過程で、これらの疾病をどこに配置するかについて科学的な議論が行なわれるだろう。

医学的専門性に関して、特に MCS と EHS の場合、複数器官の疾病なので具体的な病因をどこに分類するかについて合意がなく、これは複雑な問題である。
ドラフト分類はオープンで透明性があり、情報はWHOのウェブサイトから入手可能である。

【フランシスカ・グティエレス氏とフランシスカ R. オリアンド氏 NGO】

科学的証拠から、これらの病理が器官由来であり、後天的であることが示されており、この証拠からのみ適切な解決が見出され、またこれらは予防可能な疾病なので予防への活動に有用である。

【フランシスカ・グティエレス氏 NGO】

子どもや、学校の問題を含んで、影響を受ける若い人々が増えている。

この問題はこれらの疾病の発症の性差、女性の生殖機能と母親が特に妊娠中と授乳中に曝露した有毒物質を子どもに伝達することに関連している。
【フランシスカ R. オリアンド氏 NGO】


MCSに関するWHOのポジション・ペーパーがあるか?

【ネイラ博士とウスツン博士 WHO】

私が知る限り、関連部局にはそのような文書はない。

【ネイラ博士 WHO】

関連団体は、ICD11 に取り組んでいる世界中のWHOの様々な作業部会との連絡をぜひ確立するよう提案する。
【フランシスカ・グティエレス氏 NGO】


MCSとEHSは、影響を受ける人々が小人数であるということではなく、まったくその反対である。

我々は、すでに診断を受けた人々の数の多さに直面しており、MCSは人口の12%~15%の人々が化学物質の存在に何らかの被害を受けている。

EHSでは、影響を受けている人々の数は、人口の3~6%であるが、これらの数も増加している。