シックハウス症候群は換気する事が非常に大切です。
しかし化学物質過敏症の場合は「換気しない」事も重要だったりします。
理由は室内に化学物質の発生源のあるシックハウス症候群は外気のほうが安全と言えるのですが化学物質過敏症は場所は関係ありません。
厳密にはシックハウス症候群も反応する化学物質があれば場所は関係無いのですが基本的には住まいの中で化学物質が発生しています。
その為室内空気を外気と入れ替えvoc濃度を下げる必要があるのです。
ところが化学物質過敏症は外気によって左右される事が多いのです。
近隣の工事、ペンキ、タバコ、排気ガス、香水、洗剤、柔軟仕上げ剤、芳香剤・・・数え上げたらキリがありません。
化学物質過敏症と闘う前提として自宅の安全地帯化があります。
一番過ごす自宅内から化学物質を出しているようでは回復は望めません。
TVOCが0というのはあり得ません、自分にとって快適な空間であればそこは安全地帯なんです。
まずはそういう空間を作る事が大事なんです、自宅に問題があれば回復しようが無いというのが私の見解です。
安全地帯を確保して「空気をリフレッシュ」して使い換気は深夜を主に行う。
多少換気は必要ですがその時に侵入してくる化学物質だけ浄化すれば良いんですね。
その為ある程度の能力を持った清浄機が必要です。
化学物質過敏症と闘うには化学物質を受けない事が重要です。
思ったより長くなったので続きます。