・「出典」ガウスネットワーク
http://www.gsn.jp/index.htm
・トヨタ車の「問題ペダル」リコールに隠ぺいされた電磁波干渉の可能性
米高速道路安全局(NHTSA)はトヨタ車の急加速事故における電磁波干渉の影響について、英国の電気工学・電磁波影響の専門家であるケース・アームストロング氏に意見を求めていたが、2010年2月13日付けでアームストロング氏は電磁波干渉の可能性を示唆する文書を出した。
その要旨を紹介する。ペダルの問題なのか、トヨタ車だけの問題なのか、検証の実際は・・。
急加速は電磁波干渉によってもおこる
●アクセルペダルが戻らない。
2009年8月28日、サンディエゴの高速道路でカリフォルニア高速道路パトロール官のマーク・セイラー氏が運転するトヨタ社のレクサスが暴走し4人が死亡する事故が起きた。
マスコミはこの事故を「アクセルペダルがフロアマットに引っかかったため」と報道し、トヨタは「問題ペダル」のリコールを発表した。
しかし、ハイウェイパトロールとして19年間のキャリアを持つセイラー氏がペダルを踏み間違えたり、フロアマットに引っかかったペダルを処理できなかったとは考えにくい。
●暴走車を止めるのは困難/不可能。
自動車業界や日本政府、そして最近トヨタが行った実験では、暴走車を止めることは非常に難しいことが分かった。
止められたとしても、止まるまでの距離は長い。
(システムは)止められるために、ブレーキペダルを1回踏み、車が止まるまで強く踏み続け、ペダルを何度も踏まないことを想定している。
多くの人は、車のブレーキの効きが悪い時には何度もペダルを踏むことでブレーキの圧力が増すと教えられてきたが、エンジンが高速回転している時にはそれは当てはまらない。
なぜなら、この状態ではブレーキ・ブースター(増幅器)を真空状態にできないからだ。
エンジンがうなりをあげている時にブレーキペダルを何度も踏むと、真空サーボ(速度調節器)のブレーキ増幅機能が失われ、ブレーキの効きが非常に悪くなる。