・ぜん息などの情報館(一般の方)より
http://www.erca.go.jp/asthma2/
・ぜん息患者さんに必要な受診のタイミングは、発作が起こったときだけではありません。
よい状態が続いていると思われる場合も定期的に受診し、病気がどのような状態にあるか、日常のセルフケアは適切に行えているかどうか、医師に評価してもらいましょう。
ぜん息日誌があれば持参
ぜん息日誌をつけている場合は、ぜひ持参しましょう。
それをもとに医師が患者さんの普段の様子を把握し、より適切なアドバイスに役立てることができるからです。
日ごろ疑問に思っていることや気になること(例えば、使用している薬の副作用や使用後の体調不良についてなど)があれば、あらかじめメモを用意しておくと忘れる心配もなく、スムーズに伝わります。
薬物療法プランの見直しも
長期にわたる治療管理の過程で、ぜん息のコントロールがうまくいっていれば、薬による治療レベルを下げる(薬の種類や量を減らす)ことも可能です。
反対に悪化の傾向がみられれば、治療レベルを上げることもあります。
こうした薬物療法プランの見直しは、あくまでも医師の判断にしたがって行います。
症状の経過に合わせて適切な薬物療法を続けていくためにも、定期的な受診は重要な意味をもつわけです。
くれぐれも患者さん自身や保護者の方の判断で薬の使用を中止したり、量や回数を増減したりすることのないようにしましょう。