電磁波FAQ4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・(問)電磁波被害を知りたいのですが、良い参考書を紹介して下さい。
(答)当会のウェブサイト「電磁波問題に関する書籍とビデオ」のページに紹介しておりますのでご利用下さい。http://www.jca.apc.org/tcsse/syoseki.html


(問)電磁波問題についての勉強会をしたいと思っています。どのようにしたらよろしいでしょうか?
(答)お一人で調べるよりも数人で協力した方が効果が大きいです。

まず、上記のウェブページで紹介している書物などで概要をつかんで下さい。余力がありましたら、測定器で様々な電気機器から放出される電磁波強度を測定されると、実感がつかめます。

ただし、正規の電磁波計はかなり高価なので、大体の目安をつかむために簡易測定器を入手されるとよろしいでしょう。

さらに、詳しい知識や活動方法のノウハウを得るために、勉強会などを開かれるときには、当会で講師の紹介を致します。


(問)小学校1年生の娘が、夕方や夜に頭が痛いといいます。

小児医療センタ-の頭痛外来に行ったら、心配いらない頭痛だと思うが、MRI検査ではっきりさせておいたほうが、今後の診察方針を立てるのに良いから、受けたらどうかと言われました。MRIは幾度と受けましたが、強い磁場のためか眠くなったり、身体がカ-ッと熱くなったりしてこわいのです。

そんな中に小さい子を20分も入れて、副作用はないのでしょうか。
(答)MRIとは、日本語で核磁気共鳴画像法といい、強い磁場と特定の電磁波を使って生体内部の情報を画像化する方法です。

人間の体は3分の2が水分ですが、水素原子核は磁石と似た性質があり、それを共鳴させて画像化するという方法です。
X線CTと違うから安全だという人がいますが、電磁波の応用という点では同じで、決して安全とはいえませんが、適切な使用により、重大な病気を発見し治療に貢献します。
 多少のリスク(危険)があっても、それを上回るベネフィット(便益)があれば、そちらを優先させるというわけです。

ただし、大したことも無いのにMRIを乱用する病院もありますので、注意することが必要です。
 今後の治療方針に役立てるためというのであれば良いのではないでしょうか。

しかし、MRIはX線CTより検査時間が長いので、閉所恐怖症の人や電磁波過敏症の人は嫌がる人があります。

強い磁場を使うので、眠くなったり体が熱くなることはあります。

何のためにMRI検査を受けるのか納得できるのであれば、MRIは有効な医療機器だといえます。

(問)様々な電磁波防護機材が売り出されていますが、どのような効果があるのでしょうか?
(答)電磁波を遮断するとか無害にするとかのキャッチフレーズをした、いわゆる「電磁波防護グッズ」が数限りなく売り出されています。

中には効果があるものがあるかもしれませんが、ほとんどのものは、実質的な効果は無いとみてよろしいと思います。

電磁波被ばくを軽減するには、距離をとることと被ばく時間を短くすることが基本です。