人間はなぜ病気になるのか?2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・<大航海ならぬ大酸化時代の到来>

 何と人間でも病気にならない人たちがいます。

純粋なエスキモー(イヌイット)の方たちです。

彼らは肉食で、アザラシの生肉や、魚を穴倉に保管して発酵させて食べており、野菜は全く摂っていません。

でも血管は動脈硬化からは程遠く、健康なのです(但し、最近の都会化したエスキモーは立派に?病気になるそうです)。

通常未開の部族には伝統的に呪術者も含めた医療者や、何らかの医薬品があるそうですが、エスキモーには医療者も薬もないそうです。

それだけ健康だということです。

では、なぜ人間は病気になるのでしょうか?

 かつて「大航海時代」には、船乗りは先を争って新天地を求めて航海に乗り出しました。

一方、今の時代は「大酸化時代」といえます。

夢と情熱に燃えるのは大変結構ですが、体の中で悪いものが燃えて酸化してしまうと大変です。

かつてはないほどの化学物質や生活環境・食生活・食物の変化が、活性酸素を生みだし、また身体の酸素不足を招いて、これらが相互に悪影響を及ぼし健康を損ねています。

酸化の少なかった原始人には病気は少なかったようです。
 人類歴史は数百万年ですが、火を使い始めたネアンデルタール人から関節炎という病気の証拠が見つかっています。

また19世紀、英国で産業革命が始まって以降、一気に酸化が加速してから、がん・難病が急増しました。

酸化は一方で体内の酵素不足をもたらします。

活性酸素の解毒も酵素の働きなのです。

<解明された水素の活用法>

 水素は最も悪性度が高いヒドロキシル・ラジカル(・OH)に特異的に作用する抗酸化物質です。

また、けた外れに小さい物質ですから、細胞内どこでも作用しうると考えられます。

さらに水素はミトコンドリアでのATP(アデノシン三リン酸)エネルギー産生を助けて、細胞の活性化をもたらすと考えられます。
 しかし水素だけでは足りないのです。

水素水やまだ水素が目新しかった頃、水素だけ摂れば何でも大丈夫といったような間違った解釈が一部でなされていたようです。

しかし水素は魔法ではないのです。

どうすればよりよく活かせるかが今までは分かりませんでした。

これが今、解明されました。

私は少しへそ曲がりなので、水素サプリメントを摂ってよかったという方以上に、水素サプリメントを摂ったが何も変わらない、全然よくならないという方の話を詳しく聞いてきました。

今までは健康だから体感できない、と考えてきました。

でも、どうもそうではなかったのです。
 水素をよりよく働かせるにはコツがあります。

水素が働ける身体環境を知って作ってあげましょう。

次回からも引き続き、なぜ人間は病気になるのか、そして水素を働かせる身体作りの秘密を順次取り上げていきたいと思います。