人間はなぜ病気になるのか? | 化学物質過敏症 runのブログ

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・【連載】人間はなぜ病気になるのか?(1)~最新の栄養学に基づいた納得できる健康創成法
2010年12月 9日 14:27
内藤眞禮生(ないとう まれお)
<野生動物は病気知らず>

 臨床の立場にいると、病気(特にがんや、膠原病などの免疫異常による病気)が大変増えているのを目の当たりにします。

あまりに多すぎて感覚が麻痺してくるほどです。

「生き物は誰でも病気になりうる・・・運が悪ければ、あるいは生活習慣や栄養状態が悪ければ・・・」と誰もが考えていると思います。

私もそう思っていました。
 ところがどうもそうではないらしいのです。

最近知ったことですが、純粋な野生動物は、病気にはならないというのです。

もちろん病気と言っても、人間の内科の病気、つまりがん、糖尿病や脳梗塞・心筋梗塞、高血圧症や痛風といった萬盛の生活習慣病にならないという意味です。

自然淘汰の中で、怪我をして感染してしまうとか、弱ってきて肺炎になる、そういったことはあると思います。
 では、誰が病気になるのか? 実は万物の霊長たる「人間」がキーワード。つまり「人間」と「人間が関わっている動物(家畜とペット、動物園の動物)」だけが慢性的な病気になるというのです。

知り合いの獣医さんに聞いてもこのことは知りませんでした。

獣医さんが診るのは、通常、家畜、ペット、動物園の動物だけですから、かえって意外だったのかもしれません。
 トラやライオンは肉しか食べませんが、慢性の生活習慣病にはなりません。人間が同じことをしたら大変なことになってしまいます。

クジラの皮下脂肪は20~30㎝もあるそうです。どんな人よりもすごい脂肪です。

しかし、血管を見てみると、全く動脈硬化はありません。

何故なのでしょうか?

(つづく)
<プロフィール>
内藤 眞禮生(ないとう まれお) (株)アッチェ 顧問
 1961年3月30日東京生まれ。

1985年3月、慶應義塾大学医学部卒業。
 医師・医学博士。

メルボルン大学医学部研究主任、総合病院内科部長を経て、総務大臣所管日本予防医学推進委員会役員。

日本内科学会認定内科専門医、日本腎臓学会専門医、日本透析医学学会認定透析専門医。

1996年より、長女のアトピー治療に端を発し漢方医学を研究、2005年には日本東洋医学会認定漢方医も取得。

2006年10月より水素の臨床経験について研究を続けている。

2010年9月、(株)統合医療推進機構の理事長に就任。
著書「水素の可能性~水素の基礎から医学的検証まで~」(及川胤昭博士との共著 2008年扶桑社刊)。



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