厚生労働省と大阪府が注意喚起2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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■関連成分
シルデナフィル (sildenafil)
シルデナフィルのクエン酸塩 (クエン酸シルデナフィル) が医薬品バイアグラ錠の有効成分として承認。

なお、承認されているクエン酸シルデナフィルの適応と主な副作用は、次のとおり。
【適応】勃起不全
【副作用】頭痛、ほてり、視覚障害等
【添付文書上の警告】高血圧及び狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素 (NO) 供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等) との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げることがあるのでご注意下さい。

タダラフィル (tadalafil)
日本では医薬品 (販売名:シアリス錠) の有効成分として承認。
【適応】勃起不全
【副作用】頭痛や消化不良。更には心臓疾患のある人では心臓麻痺や心臓突然死、狭心症、心臓発作などの重篤な症状を起こす可能性もある。
タダラフィルを成分とする医薬品は、狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素 (NO) 供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等) との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げる可能性があるため併用しないよう警告。

バルデナフィル
国内では塩酸バルデナフィル水和物が医薬品レビトラ錠の有効成分として承認されているが、副作用として、頭痛、ほてり、鼻閉、消化不良、めまいなどが知られている。
【添付文書上の警告】
高血圧及び狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素 (NO) 供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等) との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げることがあるのでご注意下さい。

シブトラミン (sibutramine)
シブトラミンは、1997年に肥満抑制薬としてアメリカのFDAの許可を受けたが、日本では未承認。

副作用として血圧上昇及び心拍数増加などが報告されており、心臓病の方は服用を避けたほうがよいとされている。アメリカ国内において、許可されてから2003年8月までに54例の死亡事例 (うち30例は心血管が原因) が報告されている。2005年8月、FDAはシブトラミンの使用停止に関する消費者団体の請願書に対し、シブトラミンの使用に細心の注意を呼びかけ、その安全性を監視することにより、引き続き医薬品として承認していくことを公表。

その後、欧州で実施されたSCOUT試験 (Sibutramine Cardiovascular OUTcome Trial) による、心血管疾患歴のある患者では心血管疾患再発リスクが高くなるという結果をうけて、2010年10月、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでメーカーによる任意回収が決定した。

また、開発したメーカーはすでに販売・流通を中止している。

2010年11月、インド医薬品規制当局 (Drugs Controller General of India、DCGI) がシブトラミンの販売を禁止。

フェノールフタレイン (phenolphthalein)
塩基性で赤色を示す (変色域はpH8~10) pH指示薬の1つ。

以前は医薬品 (下剤) として使用されたこともあるが、発がん性などのおそれがあるため、現在は医薬品として使用されていない。