喘息の薬あれこれ | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・アレルギー情報センターより
http://www.allergy.go.jp/allergy/index.html

・喘息の薬
■ 1. ステロイド薬
ステロイド薬は喘息治療のもっとも基本となる薬剤です。

強い発作を押さえるため(発作治療薬として)にも、また発作を起こさないようにするため(長期管理薬として)にも使われます。

使い方は内服、注射による全身投与と、吸入による気道局所への投与があります。

全身投与は発作を押さえる目的に使われる場合と、発作を起こさないようにする目的で使われる場合があります。

患者さんの重症度や、そのときの状態でどちらの目的で使用するかが決まります。

吸入ステロイド薬は長期管理薬として使われます。

いずれの場合も使用法については必ず医師の指示を守ってください。
a. 内服薬
原則としてどの薬も1錠の力価が同じになるように作られています。

例外はプレドニソロン1mg錠とメドロール2mg錠です。

必ず飲み方を指示されますのでその通りに飲んでください。

内因性のステロイド(人間の体内、副腎皮質というところで作られているステロイド)の日内変動にあわせて、朝に多く、昼、夕に少なく飲むのが原則です。
化学物質過敏症 runのブログ-s1

・ステロイドの全身投与には様々な副作用がともないます。

そのため長期に服用するときには1日量をできるだけ2錠以下に抑えるようにします。

また、重症の発作に対して使用するときは大量、短期が原則です。

たとえば4~6錠、3~5日間くらいを目安にします。

ステロイド薬の副作用
重症の副作用-

・感染症の誘発・増悪
・骨粗鬆症と骨折、低身長
・動脈硬化病変
・副腎不全、離脱症候群
・糖尿病の誘発・増悪
・精神障害

軽症の副作用-

・異常脂肪の沈着(中心性肥満、満月様顔貌、野牛肩)
・多毛、皮下出血、、皮膚線条、皮膚萎縮、発汗異常
・後嚢白内障、緑内障、眼球突出
・浮腫、高血圧、うっ血性心不全、不整脈
・ステロイド筋症
・月経異常
・白血球増多