【アレルギー性鼻炎とセレスタミン花粉症使用】 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:耳鼻科50音辞典
http://homepage1.nifty.com/jibiaka50/index.htm
・【アレルギー性鼻炎とセレスタミン花粉症使用】

セレスタミンという花粉症の薬があります。

セレスタミンは一応幼児にも適応があることはあると書いておきます。

もちろん大人と同じでセレスタミンも大人のアレルギー
性鼻炎などでも使ってもなるべく発作の激しい時に、『頓服』としてせいぜい『数週間以内』です。

これにはステロイドと抗ヒスタミン剤がはいって長期に漫然と使うとステロイド(副腎皮質ホルモン)の副作用が出ないともかぎらないからです。

でもあまり神経質にならないで。医師の指導下できちんと使用してください。

量について参考に

1) まずセレスタミン中の中のステロイドである『ベタメサゾン』
の最高乳幼児使用量は1日0.15-4ミリグラムです。大人は5-8ミリグラムです。

2) ステロイド錠剤の1錠中ベタメサゾン(ステロイド)0、25ミリグラムです。大人なら1錠ずつ1日3回で0、75ミリグラムで実際は上限よりは少ないのです。

3) なお参考に。セレスタミンの子供のシロップは1回5ミリリットルですが、

1ミリリットル中のベタメサゾン含量は大人の1/5だから

1ミリリットル中ベタメサゾン0.05ミリグラムです。

5ミリリットル1回飲むと0.25ミリになります。

5ミリリットル1日3回でベタメサゾンは0.75ミリグラムですから上記は子供上限も年齢によってはオーバーしません。

4) これはやはり、もちろん年齢によります。どれでも大体の飲む薬量は
1才児で大人の1/4、3歳で1/3、7歳と半分で1/2、12歳で2/3と大体決まっています。

だからもし『ひどい時に頓服で時々』なら出していられる先生もいるかも知れません。
結構頓服として出される先生も結構いましたし、ひどい時に数週間のみと出されてる先生もいます。

ただ今はいい抗アレルギー剤とか抗ヒスタミン剤も出てるし、小児用から
使えるステロイド点鼻薬もあります。また点鼻薬なら同じステロイド系でも体内
に入る量はほとんどないので使っても安全とわれています。

それに効かない時とかに使われる先生が多いと思います。

また増悪がひどいときとか、薬疹とか、皮膚科でも使います。

セレスタミン内服は『頓服か、あるいは短期なら使用は可能』としても確かにこれを
漫然と長期連用するのはどうでしょうか。湿疹、ジンマシン、アレルギー性鼻炎増悪などの急激なアレルギー性疾患の『急性増悪期』、薬疹など使えることです。

それと大事なことは、これはスポーツのドーピングで禁止されてる、副腎皮質ホルモンの全身投与ということです。

点鼻薬など、局所投与は申告書があれば許可できます。

しかしセレスタミンは全身投与なので検出されたら陽性になります。

だから競技前には薦められないものです。

スポーツマンの特にドーピング検査を行う人は認識してください。