・出典:耳鼻科50音辞典
http://homepage1.nifty.com/jibiaka50/index.htm
・【アレルギー性鼻炎 アレルギー性鼻炎の治療のガイドラインから重症度に応じた花粉症の治療の選択】
アレルギー性鼻炎 鼻アレルギー診療ガイドラインからアレルギー性鼻炎、 花粉症治療のエビデンス(2002)からです。
2005年版が出たので訂正します。
その後の2005年通年性アレルギー性鼻炎の治療(ガイドライン2005より)、
花粉症 2005年度 重症度に応じた花粉症に対する治療法の選択(ガイドライン2005より)も続けてお読みください。
アレルギー性鼻炎 花粉症の治療(2002年版鼻アレルギー診察ガイドライン)もお読みください。
アレルギー性鼻炎 抗ヒスタミン薬の分類 ・・・ 第一世代ヒスタミン剤って?第二世代抗ヒスタミン剤って何でしょうか?
アレルギー性鼻炎 抗アレルギー用剤の分類、点鼻薬種類、
アレルギー性鼻炎 花粉症と点眼薬で書いた薬を参考にしてください
〇特異的免疫療法はアレルギー性鼻炎と減感作療法
○抗原回避は特に室内ダニ、猫、杉花粉抗原の除去回避
○手術はアレルギー性鼻炎と手術療法(レーザー、凝固、下鼻甲介切除術などを比較しています)
(1)初期治療
治療
1 遊離抑制剤・・・酸性系抗アレルギー用剤が代表。
2 第二世代抗ヒスタミン剤・・・塩基性系抗アレルギー用剤が代表。
3 RTs拮抗剤(ロイコトルエン拮抗剤)
アレルギー性鼻炎 抗アレルギー用剤の分類分類も参考にしてください。
1か2か3のいずれか一つ
および
〇抗原除去・回避 特に室内ダニ、猫、杉花粉抗原の除去回避 アレルギー性鼻炎 屋内の場合、ダニ、 ハウスダスト、かび、ペット
(2) 軽症
治療
1 第二世代抗ヒスタミン剤・・・塩基性系抗アレルギー用剤が代表。
2 鼻局所ステロイド剤(点鼻薬)
3 点眼用抗ヒスタミン剤もしくは遊離抑制剤
鼻局所ステロイド剤(点鼻薬)はアレルギー性鼻炎点鼻剤(点鼻薬の)分類も参考にしてください。
点眼用抗ヒスタミン剤もしくは遊離抑制剤はアレルギー性鼻炎と眼(花粉症と点眼薬)を参考にしてください。
1、3で治療を開始し必要に応じて2を追加。
および
〇抗原除去・回避・・特に室内ダニ、猫、杉花粉抗原の除去回避
(3)中等度
3-1)くしゃみ、鼻漏型
治療
1 第二世代抗ヒスタミン剤・・・塩基性系抗アレルギー用剤が代表。
+鼻局所ステロイド剤(点鼻薬)を追加、点眼用抗ヒスタミン剤(花粉症と点眼薬)もしくは遊離抑制剤を併用、抗アレルギー用剤の分類も参考にしてください。
3-2)鼻閉型
治療
RTs拮抗剤(ロイコトルエン拮抗剤)
+鼻局所ステロイド剤(点鼻薬)
点眼用抗ヒスタミン薬(点眼薬)
または遊離抑制剤を併用
アレルギー性鼻炎 抗アレルギー用剤の分類も参考にしてください。
および
〇抗原除去・回避 特に室内ダニ、猫、杉花粉抗原の除去回避
〇特異的免疫療法(減感作療法など) アレルギー性鼻炎と減感作療法
4)重症
4-1)くしゃみ、鼻漏型
治療
第二世代抗ヒスタミン剤
+鼻局所ステロイド剤(点鼻薬)を追加
+点眼用抗ヒスタミン剤点眼薬)
遊離抑制剤
またはステロイド剤(鼻閉が強い症例では短時間、プレドニゾロン30-40ミリグラム
4-7日内服、 7日以上は用いない)
抗アレルギー用剤の分類も参考にしてください。
〇抗原除去・回避 特に室内ダニ、猫、杉花粉抗原の除去回避
〇特異的免疫療法(減感作療法など)アレルギー性鼻炎と減感作療法
〇鼻腔形態異常を伴う症例では手術アレルギー性鼻炎と手術療法
4-2)鼻閉型
治療
点鼻用血管収縮剤(注意1 点鼻薬)
+局所ステロイド剤
+抗ヒスタミン剤
+RTs拮抗剤(ロイコトルエン拮抗剤)
+点眼用抗ヒスタミン剤点眼薬)
遊離抑制剤
抗アレルギー用剤の分類も参考にしてください。
またはステロイド剤(鼻閉が強い症例では短時間、プレドニゾロン30-40ミリグラム
4-7日内服、 7日以上は用いない)アレルギー性鼻炎とセレスタミン花粉症使用なども参考に
〇抗原除去・回避 特に室内ダニ、猫、杉花粉抗原の除去回避
〇特異的免疫療法(減感作療法など)アレルギー性鼻炎と減感作療法
〇鼻腔形態異常を伴う症例では手術アレルギー性鼻炎と手術療法
注意1
特に花粉症の治療の表には書いてないが、通年性に準じると
必要に応じて点鼻用血管収縮薬を「治療開始時の5-7日間に限って」用いる。
点鼻薬を参考にしてください。
〇抗原除去・回避 アレルギー性鼻炎 屋内の場合、ダニ、 ハウスダスト、かび、ペット
〇特異的免疫療法(減感作療法など) アレルギー性鼻炎と減感作療法
〇鼻閉型で鼻腔形態異常を伴う症例では手術 アレルギー性鼻炎と手術療法較
【抗アレルギー剤を飲み続けても大丈夫でしょうか】
多くの薬は抗アレルギー剤といって「長期にのむことによって効果を期待する」
薬です。
ですから逆に言えば長期にのんでも安全と認められてる薬を出しているのです。
これは小児に対しても同じです。
ある程度いろいろな薬に対し抗アレルギー剤は酸性、塩基性を通じて大体効果発現までは数日かかるとは言われていますが、これも人それぞれです。
また同じ症状でも個人によって薬と相性がありうるのは不思議です。
Aさんに○○を出したらぴったり効いて、同じくBさんに同じ薬を出しても全然効果がないこともあります。眠気の有無とか、後の副作用の出現も考慮しなければいけないでしょう。
また〇〇という薬の場合2時間で血中濃度最高で半減期12時間とか。でもつまり1日飲んでなければ次の日は体にはあまり残ってないといえ抗アレルギー効果は持続するかもしれませんね。
抗アレルギー剤はものすごくいろいろな作用があります。実は。
それもゆっくりききます。
アレルギー性鼻炎 ケミカルメディエーターの様々な働きも参考にしてください。
アレルギー性鼻炎 抗アレルギー用剤の分類にあるように沢山あります。
抗ヒスタミン効果と抗ロイコトルエン効果、その他の脱化学物質・・・これらがアレルギーを起こす・・・遊離効果などもあります。
結構沢山効果はあります。が、こういった効果はまさにピストルのたまを湿らせるようにゆっくりゆっくり続けて起こしておきたいものですが。(一型アレルギー性鼻炎の起こり方の項も参考にされてください)
こういう場合今どちらに住まれているかから始まり、気温がいくらくらいか薬も何回のんでるかとか1日10ミリか20ミリかとか。
今年杉抗体を調べて、あきらかに杉花粉と解ってるか。
いろいろ条件があります。点鼻薬も抗アレルギー性か副腎皮質ホルモン系かとかで変わります。。
で、結局ケース・バイ・ケースです。
また同じ症状でも個人によって薬と相性が
ありうるのは不思議です。Aさんに○○を出したらぴったり効いて、同じくBさんに同じ薬を出しても全然効果がないこともあります。
全然数日薬を止めて出ない場合新しく(数日薬を止めてから検査して)検査したら杉マイナス、3年後の検査でカモガヤにかわっていたとか。
といっても杉の花粉の出る前から飲むと言うのは出来たら1日2回にしているのですが、それを1日1回だけにしてしばらく続けておく、とか。(アセプチン、塩基性抗アレルギー剤は1日2回ですが1回夜だけでもコントロール出来る人も今年はいるようです。
酸性抗アレルギー剤のペミラストンなどでも1日1回でokとか)ちょっと暖かくなったら薬を2回にするとか。
あるいは抗アレルギー性点鼻薬だけでコントロールしてるとか。
今の初期治療は人それぞれなんです。
『個人差があるのです』そしてこの薬の量によるコントロールも『個人差が強いです』一旦止めていいかも『個人差』なんですね。
これはおそらく『止めてもいいか』『いいでしょう』とは言えないと思います。
今もしかして、もうグラスに水(杉抗体)が八分目まで入って次の暖気でわっと花粉が飛ぶかも知れない、それで水が溢れて症状が出るかもしれないです。それかまだそこまで行ってないかこれはだれも予想できないでしょう。
できたら1日交替とか薬を半分ずつ飲むとか言う手段もあるのですが経験上数日以上(これも人とか天候とかそれぞれ)まったく飲まないとやはりせっかく今まで飲んで来たことが、また元からやり直しということにならないとも限りません。
でも薬を止
めていいかとか聞かれ、点鼻薬だけつづけて、それでいいと言う先生もいるかも知れないですね。(それを言えるのはやはり毎年ご自身の鼻炎に付き合った先生と思います)
ここでは、やはり主治医の耳鼻咽喉科の先生に相談してみることと思います。
多くの薬は抗アレルギー剤といって「長期にのむことによって効果を期待する」
薬です。
ですから逆に言えば長期にのんでも安全と認められてる薬を出しているのです。
1 もともとの感受性の違いで副作用が出る。眠気とか口が乾く。これは結構あります。
お子さんの飲んだ後を観察、 直ちに医師にいってください。
2 まれにその薬で薬物アレルギーがおこる。数少ない例です。
3 個人によって長期に飲んで腎や肝障害が起こるがこれは非常に数少ない。
こういう場合もあります。
ですから心配な場合医師に言うこと、そして必要なら検査などもありますし
また説明を聞くことも出来ます。
しかしながら一概に薬がこわいからと勝手に服用を止めてはいけないでしょう。