漢方薬治療は医療行為9 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・4-1 漢方医学での病態生理 冷え
漢方医学の診断・治療は、患者からの問診から得られた自覚症状や症候を重視している。

その中には、西洋医学ではあまり着目していなかったりするものも少なくない。「冷え」「こり」などはその代表である。

「冷え」については、他の多くの人が冷えていると感じないような状況で、全身もしくは部分的に冷たさを感じる状態であり、男性よりも女性に多くみられる。様々な病態の成因や増悪因子となる。逆に保温や加温によって症候が改善するものもある。

漢方医学的に考えれば、気・血・水のどの異常も「冷え」を引き起こす原因となり、結果となりえる。

4-2 漢方医学での病態生理 こり
漢方医学の診断・治療は、患者からの問診で得た自覚症状や症候に関する情報を重 視している。

その中には西洋医学ではあまり着目しないものも少なくない。

「冷え」、「こり」などはその代表である。

「こり」とは、患者の体表面およびそれに近い部分の硬く感じる部位であり、多くの場合、按圧することにより治療者には抵抗感として、患者には痛みとして感じ取られる。

その部分を温めて循環状態が改善し、こりが軽くなることがある。

漢方薬による湯液治療の場合はもちろん、鍼灸治療ではこの「こり」の位置や程度が治療に使用 する経穴を選ぶ際の大事な手がかりとなる。


runより:今回はここまでです。

次回からは医療関係者向きになるので少し難しくなります。