食物連鎖の頂点にいる人間も無事では済みません。
統計はあってないような国ですし、報道の自由もない国ですから表には出ていませんが、体の一部に障害のある子供も毎年百万人単位で生まれているそうで、深刻な社会不安を引き起こしています。
これらは全て、ずさんな環境対策によるケミカル工場や重工業地帯などからの有害排水の垂れ流し、有害排煙、有害廃棄物の地中投棄が原因です。
(ここではヒトの奇形は詳しく紹介しませんが、中国語「畸形」(簡体字・繁体字ともに)でインターネット検索をしたら、様々な衝撃的な画像が見つかるはずです)
工場廃水や排煙、投棄の垂れ流しだけではありません。
農家は生産性をあげるため、欧米や日本では戦前や数十年前に禁止となっている有害な農薬を高濃度で使用しており、発展する都市部の富裕層は、自国である中国産の野菜や魚(うなぎやエビなど)、中国緑茶などは決して口にしないといいます。
香港では内陸部からやってくる野菜を「毒菜」とすら表現しています。
日本では一時期大量の中国野菜が安価で輸入されましたが、野菜類の47.5%から猛毒で発がん性もある有機リン系殺虫剤メタミドホスなどの高濃度の残留農薬が発見されるなどして2001年から輸入禁止が相次ぎ、大手のスーパーではあまり見かけなくなりました。
しかしそういう野菜や畜産品はなくなった訳ではありません。
生のままではなく、「加工」「業務用冷凍」されて日本に輸入されているのです。
これらの加工品の一部からは高濃度の水銀やダイオキシン、チクロやDDT、TBTO、BHC、クロラムフェニコール、クロルテトラサイクリン、マラカイド・グリーンといった毒性抗生物質などの使用の痕跡や高濃度の残留が認められています。
もちろん中国産の食品の全てが危険な訳ではありませんが、これが一方の厳然とした現実でもあります。
最近では中国産ビールの95%に発がん性物質ホルムアルデヒドが含まれているなどの衝撃的なニュースや、食品そのもの以外に、例えば中国製の食品包装袋の50%に発ガン性物質のベンゼンが残留しているとの報道もありました。
かつて日本でも、高度成長の時代に「公害」は大きな社会問題になりました。水俣病や光化学スモッグなどが有名です。
しかし狭い国土を汚してはならないとする強い意志、高い技術力や公害を告発する市民やマスコミの強い働きかけで激減しました。
汚れた川も浄化されつつあり、多くの川に魚たちが戻ってきています。
しかし中国に自由な市民の活動やマスコミの告発などはありません。
新型肺炎SARSや鳥インフルエンザ、AIDS、エボラ出血熱を国ぐるみで隠蔽していた一党独裁の国です。
河川の汚染対策の遅れについても最近では、「旧日本軍が遺棄した毒ガス兵器が原因だ」などと見え透いた嘘をついて責任逃れをして、真面目に取り組んでいません。
牛肉のBSE検査なども、ろくにやってないのは間違いありません。
自分の体は自分で守るしかありません。
私は決して、中国産の汚染食物は口にしません。