家庭用電気機器は常に放射源である2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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:恒常的に使用される機器
これまでに触れたような機器は恒常的に使用されるものではないので、それらから放射される磁場への曝露は、一般に短期的なものである。

しかし、たとえば時計つきラジオのような、絶えず使用されている機器については状況が違ってくる。

たとえば寝室や居間のような、人々が1日に数時間を過ごす場所にそういう機器があれば、長期的な曝露もおこりうる。恒常的に使用される機器から適切な距離を保つことによって、曝露水準を相当に減らすことは可能である。

時計つきラジオの場合、距離が1メートルにもなれば、磁場は建造物内の背景水準とさして変わらなくなる。

磁場は堅固な壁でさえもほぼ完全に通過するので、恒常的に作動する機器のおき場所をきめる際には、隣接する部屋の状況にも注意することが重要である。

:電磁スモッグの予防的低減
家庭での非電離放射線への曝露を減少させるために講じられる、簡単な予防的措置はいくつかある。

-スイッチを切り、コードを抜くこと。機器は待機中にも電気を消費し、そして磁場を生成している。

必要でないときにスイッチを切れば、磁場もまた消失する。

長期間使用しないときにコードを抜くようにすれば、電場も消失させられる。

-電気機器から適当な距離を保つこと。

場の強度は源泉からの距離が増すにつれて弱くなるので、電気機器とお気に入りの場所との間には、適当な距離を保つべきである。

時計付きラジオからの勧告される最小距離は1メートル、テレビからのそれは2メートルである。

そして磁場は障害なしに壁を通り抜けるので、これらの距離は隣室にある機器にも適用される。

-電気機器を、身体の近くで長時間使用するのを避けること。

たとえば電熱床暖房のような、長期間使用される電気機器・装置は、高水準の曝露を起こしうる。

電気毛布や電気式ウォーターベッドのように、身体の近くで機器が使用される場合には、このことは特によくあてはまる。

ここでもまた、夜間にスイッチを切りコードを抜くようにすれば、曝露水準をさげることができる。