電流のあるところには低周波電磁場がある5 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・(中略)
地下電線からのより局地的な磁場
長距離電力輸送が主として高架電線により行われているのに対して、局地的な送電のほとんどが今では、地下電線を用いてなされている。

高架線においては、電線のあいだに空気が絶縁体として働く。

ショートを防ぐためには、導線は互いにある程度以上は慣れていなくてはならない。

しかし地下電線においては、導線はよく絶縁されていて、互いに近くに置かれているので、その結果として、磁場の到達範囲は減少する。
つまり同量の電流を輸送する高架送電線に比べると、地下電線の磁場の空間的な広がりはずっと小さい。

地下送電網直上での曝露は、高架送電線直下のそれと同程度かもしれないが、線から側面に離れている磁場は、地下電線においては、高架電線の場合よりもより急速に弱まっていく。

磁場とは違って、電場は電線外装や土壌によって完全に遮蔽される。

すなわち、地下電線の真上でさえ電場は検出されない。
今日では50 キロボルトをこえる高圧送電線を地下に敷設することも技術的に可能であるが、そうすれば関連する費用はより高くなり、また修理工事もより高価で時間を取るものになる。

そのため電力会社は高架送電網を使用することを好む。
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