薬物学 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・薬物動態論 pharmacokinetics
典拠: ClinicalDiagnosisManagementLaboratoryMethods.20ed [25, 347] ,典拠: NEW薬理学3版 [77, p.13] ,典拠: PharmacologyLippincott [18, p.17]

吸収
体内に進入する過程をいう。

このさい、まず薬物は溶解して分子に分かれることが必要であり、次に細胞膜を受動拡散するためには脂溶性である ことが望ましい。

分布
多くの薬物は血流に乗って血管内皮の小窓構造 fenestra を介して組織に分布する。

血漿タンパクと結合していない遊離型のみが組織に移行する
臓器関門の存在
血液脳関門
脳の毛細血管とグリア細胞がこの関門を構成する。

脂溶性の高い薬物のみが関門を通過する。

血液胎盤関門
血液精巣関門
代謝
多くの脂溶性の薬物は肝細胞で水溶性に変換される。

排泄
腎臓で尿中に排出される
肝臓から胆管に排出される


runより:薬物学にも手を出してきました。

薬を知るのは大事だと思います。