・食べ物 効能
トマト
3大抗酸化ビタミンが相乗効果で活性酸素に対抗
原産地はペルーなどの南米ではないかといわれています。
日本で常食されるようになったのは明治時代。
当初はその鮮やかすぎる色や強い香りが敬遠されていました。
栽培方法や品種によってトマト1個で1日に必要などタミンCの約半分がとれます。
強力な抗酸化作用を発揮する トマトの色素リコペン
β-カロテン、ビタミンC・Eと、3大抗酸化ビタミンを含み、血液を健康にして動脈硬化やがん、老化防止に役立ちます。
赤い色素リコペンにはβ-カロチンの2倍、ビタミンEの100倍という強力な抗酸化作用があるとされています。
火を通しても損失しにくい トマトの中のビタミンC
トマトのビタミンCは、火を適しても、煮汁を一緒に用いるのでほとんど損失しません。
またトマトに含まれるクエン酸は肉のうま味を引き出します。
イタリア料理のようにパスタや煮込みなどの調理法もおすすめ。
また玉ねぎと組み合わせれば血栓防止効果もアップします。
がんや生活習慣病予防、疲労回復促進効果も
トマトのビタミンCはたんぱく質と結びついてコラーゲンをつくり出し、血管や肌の細胞同士をしっかり結びつけ、血栓予防になります。
また、胃液の分泌を促進し、疲労物質の乳酸を除去してくれるクエン酸やリンゴ酸も多く含まれているので、疲労回復にも効果があります。
生のトマトと缶詰のトマト栄養価はどっちが高い
水煮缶やジュース、ケチャップなどのさまざまなトマト加工品は、完熟状態で収穫後すぐ加工されるので、栄養価は生のものとほとんど変わりません。
ただし塩分には要注意です。