・中高年に多い脳卒中を防ぐには、生活習慣病に気をつけることが先決です。
①低脂肪でバランスのとれた食事を
②野菜を増やし塩分を減らす
③水分補給を充分にする
④アルコールを控え、適度な運動を
死亡原因のトップ3に入る日本人が発症しやすい病気
脳の血管の詰まりや破裂によって起こる畢丁中。
日本人の死亡原因の第3位で、昔から発症数が多い病気です。
脳卒中には血管が破れて起こる「脳出血」、脳の血管にコブ状の膨らみができ、それが破裂して起こる「くも膜下出血」、脳の血管が詰まってしまう「脳梗塞」 の3種類があり、どれも食事を中心とする生活習慣が大きく関係しています。
以前は高血圧が原因の脳出血が多かったものの、食生活の欧米化や運動不足により糖尿病や高脂血症などが主な原因けなる脳梗塞が75%を占めています。
大量飲酒は控えめにして低脂肪、低エネルギーの食事を
脳卒中も毎日の食習慣の積み重ねで発症リスクを低くできる病気です。
高脂肪、高エネルギーの食事より、野菜や良質たんぱく質を中心に、できるだけ塩分の少ない食事を心がけましょう。
また、大量の飲酒は脳卒中の危険性を高めることがわかっています。
なかでも脳出血とくも膜下出血は、危険性が飲酒量に比例するといわれています。
アルコールは適量を守って飲むようにしましょう。さらに、体内の水分が少ないと、血液が濃くなり血栓ができやすい状態になりがち。
水分をきちんと補給することも重要です。
食生活の改善に加えて、適度な運動をすることで相乗効果が望めます。
食材選びのポイント
主食や副菜には食物繊維の多い食品をとり入れて、主菜には不飽粕脂肪鞍が多いものを選びましょう
主食
食物繊維が多い玄米玄米亡はんには白米の4倍以上の食物繊維が。毎食だと豊富に食物繊維が摂取できます。
主菜
青背魚のDHA
アジなどの毒背魚には血栓防止効果のあるDHAや、動脈硬化を抑制するタウリンも豊富
副菜
高血圧の予防にもグリーンアスパラガスのルチンは毛細血管を強化し高血圧を予防。カリウムが塩分を排出。
その他
香りや辛味に薬効
抗酸化成分のあるしょうがのショウガオールが体を温めます。減塩する場合の香りつけにも活躍。