その他の注目の栄養成分2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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さまざまな栄養素と同様、水もまた生命維持には欠かせない重要な成分です。栄養素は水がなければ吸収も消化もできないため、最も重要なものともいえます。

ヒトの体の70%は水からできていて、つねに一定量に保たれるよう調整されています。

成人の場合は1日に約2.5Lの水分を補給する必要があります。体重の1%の水分が失われるとのどが渇き、10%引こなると脱水症状を起こし、20%になると生命が維持できなくなるといわれています。 

ビタミン様作用物質って何?
ビタミンと同様、体内に微量に存在する有機化合物で、体の機能を維持するさまざまな働きがあります。

ビタミンと違うのは、体内でも合成できたり、欠乏症が知られていなかったりするという点です。

現在の日本人の食生活では、ビタミンが潜在的に不足していると見られています。

たとえ欠乏症が認められていなくても、こうした生理活性成分(機能性成分)をしっかりとると、健康維持に役立つと考えられて、注目を集めるようになりました。

代表的な成分には、細胞膜の成分になるイノシトール、抗酸化作用のあるコ工ンザイムQやリポ酸、ビタミンCの働きを助けるピタ三ンP(フラボノイド)などがあります。  


主なビタミン様作用物質
●イノシトール
●コ工ンザイムQユビキノ二ノ)
●コリン
●パラアミノ安息香酸
●ビタミンP (フラボノイド)
●リポ酸
●オロット駿
● パンカミン酸


その他の注目の栄養成分
コンドロイチン硫酸
食物繊維の一種で、ムコ多糖類でもあります。結合組織をつくって組織に潤いや 弾力性をもたせます。年齢とともに少なくなる成分です。 
【多く含む食品】
 納豆、やまのいも、オクラ、フカヒレなど

ヒアルロン酸
コンドロイチン硫酸などと同様、ムコ多糖類の一種。皮膚や関節、硝子体などに存在し、強い保水力があります。美容液などの化粧品にも利用されています。
【多く含む食品】
サプリメント

レシチン
紙胞膜の構成成分になるリン脂質の一種です。血中のコレステロールを調整して動脈硬化を防ぐほか、神経伝達物質の合成にもかかわり、脳の働きを高めます。 
【多く含む食品】
卵黄、大豆、酵母

サポニン
植物に含まれる配糖体の一種で、水に溶けて泡立ちます。この泡が脂質を溶かすため、血中脂質を減らす効果があるとされています。抗酸化作用もあります。 
【多く含む食品】
大豆、大豆製品

ムチン
糖とたんぱく質が結合した成分で、粘り気があるため、胃粘膜を保護し、消化を促進します。肝機能や腎機能を高める働きもあります。
【多く含む食品】
やまのいも、里いも、オクラ、なめこなど

DHA
不飽和脂肪酸の一種で、血中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。がん予防や脳の機能を高めるなど、多くの働きが。 
【多く含む食品】
サンマ、マグロ、ハマチなどの毒背魚

ナットウキナーゼ
薬並みに血栓を溶かす作用があり、脳梗塞や心筋梗塞予 防に非常に強い効 果があります。納豆 菌の発酵によってで きるため、大豆には 含まれません。 
【多く含む食品】
 納豆

リコペン
カロテノイドの一種で、抗酸化作用があります。がん細胞の成長を抑制することが認められています。また、紫外線の害から皮膚を守ります。 
【多く含む食品】
トマト、トマト製品、京にんじん、すいか

EPA
不飽和脂肪酸の一種で、血栓を溶かし、血中脂質を減らすため、動脈硬化予防に効果があります。アレルギーやがんを予防する働きも。
【多く含む食品】
サンマ、イワシ、サケなどの青背魚