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「頭の中でエンジン音」は低周波音被害!

毎日新聞「基地局周辺で健康障害」記事について

毎日新聞3月27日に「頭の中で24時間エンジン音 子供の体調が心配 転居も 携帯基地局周辺で『健康被害』」という記事が掲載されている。

これについて和歌山県の医師で低周波音公害問題に長く取り組んでこられた汐見文隆さんから「これは電磁波の問題ではなく、低周波音の問題ではないか」というコメントをいただいたので以下に紹介します。


 昨日の毎日新聞の朝刊に、「携帯基地局周辺で健康被害」の記事を拝見しました。

携帯基地局と言えば電磁波ということで、それを唯一の観点として、電話局も総務省も「問題なし」一点張りです。
 しかし、この記事を拝見しますと、これは電磁波の問題ではなく、低周波音被害の問題だと考えます。
(1) 音と表現されるものは、電磁波ではなく空気振動のはずです。
(2) エンジンのような低音とは、低周波音被害者がしばしば使う被害者の表現です。
(3) 頭の中に響くとは、低周波音に対して普通の聴覚ルート(外耳→中耳→内耳)ではなく、低周波音が頭蓋骨を貫通して直接内耳や脳に達して聴取していることの表現であると理解しております。
(4)生活環境が低周波音に長時間、長期間連続でさらされ続けることが、小さな音圧でも低周波音被害者を発生させます。
(5)被害者がすぐ発生することは少なく、数週間、数ヶ月、数年後に発症します。
(6)個人差が著しく、同一家族でもひどく苦しむ人と平気な人とがあります。
(7)被害症状は不定愁訴です。

記事にある、不眠、頭痛、食欲不振などがそれです。

病院でいくら検査しても、客観的な所見はありません。
(8)一旦発症すれば、どんどん鋭敏化していきます。やがて、自宅とは別な場所でも、低周波音を鋭敏に感じ取るようになります。
(9)音源が停止しない限り被害は続き、転居しか対策はありません。

記事は低周波音被害の観点から書かれておらず、また、詳細ではありませんが、以上のような低周波音の特徴を概ね示していると考えられます。


◇低周波音被害の問題については汐見文隆さんの以下の本・冊子を参照ください◇

「低周波公害のはなし」(晩聲社)
「道路公害と低周波音」(晩聲社)
「隠された健康障害 低周波音公害の真実」(かもがわ出版)
小冊子「低周波症候群を語る」


runより:これは素晴らしい記事を見つけたと思う。

エンジン音に同調して響くなら低周波音のせい。

エンジン音に同調せず変調するのは電磁波過敏症の疑い。

つまり発電機が関与するんですが・・・長くなるので次記事で。