化学物質過敏症の痛みで筋肉痛、関節痛によく「免疫の暴走」と私は使いますが、本当にそうなのでしょうか?
また、免疫が下がると感染症になりやすくなるのですが、じゃあ免疫をジャンジャン上げればいいか?
この2つについて解説していきます。
・wikipediaより
・免疫系(めんえきけい、immune system)は生体内で病原体やがん細胞を認識して殺滅することにより生体を病気から保護する多数の機構が集積した一大機構である。
この機構はウイルスから寄生虫まで広い範囲の病原体を感知し、作用が正しく行われるために、生体自身の健常細胞や組織と区別しなければならない。
この認識機構は、病原体は宿主にうまく感染できるように適応し新たな進化も遂げているので、複雑である。(以下略)
・体液性および化学的障壁 [編集] 炎症 [編集]詳細は「炎症」を参照
炎症は免疫系が感染に対し最初に起こす応答の一つである。[19]
炎症の徴候は発赤と腫れで、組織に流入する血液の増加によって起こされる。
炎症は傷害や感染を受けた細胞が分泌するエイコサノイドとサイトカインによって生じる。
エイコサノイドにはプロスタグランジンが含まれ、この物質は炎症に関係した場合、発熱と血管拡張を起こす。
また同じくエイコサノイドに含まれるロイコトリエンはある種の白血球(リンパ球)に作用する。[20][21]
一般的なサイトカインとしては白血球間の情報伝達に関与したインタロイキン、走化性を増強するケモカイン、宿主細胞のタンパク質合成を停止させるようなウイルスに対して、抗ウイルス活性をもったインターフェロンなどがある。[22] 増殖因子や細胞毒性因子も分泌される場合がある。
これらのサイトカインや他の化学物質は免疫細胞を感染部位に動員し、病原体を排除してから損傷を受けたいかなる組織も治癒が促進されるように作用する。[23]