排尿障害 | 化学物質過敏症 runのブログ

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wikipediaより


・排尿障害(はいにょうしょうがい)とは、なんらかの原因で排尿の困難を認めるものである。

尿意の回数の過多・過少、排尿開始困難、尿失禁等を言う。
正常の排尿状態とは [編集]

蓄尿期
ある程度尿がたまると尿意を感じる。
尿意を生じてからもある程度我慢ができる。
十分な量を膀胱にためることができる。
排出期
排尿を意図すればいつでも排尿することができる。
排尿に際し特別な努力を要さない。
排尿中尿線をある程度中断できる。
残尿はない。
排尿のメカニズム [編集]

排尿中枢は大まかに脳に存在する高位中枢と仙髄に存在する下位中枢に分かれる。

通常、下位排尿中枢によって膀胱、尿道括約筋は尿を貯留するように収縮している。

尿が貯留するとそれは尿意として知覚され、下位排尿中枢、高位排尿中枢と上行していく。

高位排尿中枢は排尿を抑制するように指令をしているが、随意的にその指令を解除することで排尿は行われると考えられている。

高位中枢、下位中枢、膀胱、尿道括約筋、それらを結ぶ神経路のなどの障害により排尿障害は起こると考えられている。

two-phase conceptによると排尿機能は蓄尿と排尿という2つの行為から成り立っていると考えられている。

適切な蓄尿を行うにはいくつかの条件がある。

蓄尿量に対応して膀胱内を低圧に保ち、適度な尿意を伝えること。

膀胱の出口は安静時、加腹圧時に閉鎖していること。

不随意な膀胱排尿筋収縮が起らないことなどが挙げられる。

適切な排尿を起こすにも条件がある。

適度な強さで膀胱平滑筋が協調的に収縮すること。

平滑筋および横紋筋括約筋のある膀胱出口の部位で排尿に同期して抵抗が低くなること。

解剖学的な閉塞がないことなどが挙げられる。

蓄尿障害では夜間頻尿、頻尿、尿意切迫、失禁といった症状が出現し、排出障害では遷延性、苒延性、尿線狭小、尿線途絶、腹圧排尿、尿閉といった症状が出現する。

蓄尿障害は上位ニューロン障害で、排出障害は下位ニューロン障害で起こる場合が多いが一概には言えない。

例えば尿失禁の原因が膀胱、尿道括約筋障害であることは非常に多く、高齢の多産婦に多い。

高齢の男性では前立腺肥大により尿閉が多い。

これらも排尿障害の範疇に含まれる。中間頻尿は日中覚醒時の排尿回数が8回以上のものをいい、夜間頻尿は夜間就眠中に覚醒しての排尿障害が2回以上のものをいう。