・■朝日6月11日 被災地沿岸部ヘドロ1600万トン 環境省推計6
環境省は10日、東日本大震災の津波で被災地沿岸部に打ち上げられたヘドロの量が最大約1600万トンにのぼるとの推計を発表した。
調査対象は岩手、宮城、福島、茨城の各県で、4県で出る一般廃棄物の5年分の排出量を上回る。
県別では宮城が最大770万トンで最も多く、岩手(同434万トン)、福島(同235万トン)、茨城(同164万トン)と続いた。
ヘドロが広がった範囲や厚さなどから推計した。
ヘドロには有害物質や水産物が混ざっていることが多く、害虫や悪臭が発生する。
同省は茨城を除く3県で計2391万トン(最新の推計量)に上るがれきと同じく、住宅や避難所の近くにあるヘドロを8月末までに仮置き場に運ぶ方針だ。
runより:粉塵化して飛散する恐れがあります。
有害物質の中でも環境ホルモンが多く含まれてる恐れがあります。