放射線の健康影響Q&A | 化学物質過敏症 runのブログ

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・東日本大震災情報より
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放射線の健康影響に関して知っておきたいQ&A 最終更新日 2011/5/6

Q 被曝はどうやって起きるのですか?
A 人間は、自然界や電気機器(電子レンジやテレビなど)、医療機器(X線撮影など)から、毎日少量の放射線を浴びています。

曝露の約80%は自然から、残りの20%は人工物(主に医療によるX線)からのものです。

通常自然界や医療機器などから浴びる放射線量はわずかですが、放射線非常事態(原子力発電所事故やテロなど)では、状況によっては通常の曝露量以上の放射線を曝露する可能性があります。
 物や皮膚の表面などに放射性物質の粒子がくっつくことを汚染と言います。また、呼吸や飲食で放射性物質が体内に取り込まれることを「内部被曝」といい、X線撮影のように放射線のエネルギーを外部から浴びることを「外部被曝」といいます。


Q 放射線に曝露したら、どうなりますか?
A 放射線による健康影響は、皮膚の発赤のような軽いものから、癌のような重篤なものまでさまざまです。

これは、身体に吸収された放射線の量、種類、被曝時間の長さや、外部被曝か内部被曝かによって異なります。

非常に多量に曝露すると、数日あるいは数ヶ月以内に死に至ることがあります。

逆に、少量の曝露でも、後々の癌の発生や他の健康影響のリスクを高めることがあります。


Q 放射線による緊急事態に対して、どのような準備ができますか?
A 自治体や、勤務する会社、子供が通っている学校、幼稚園、保育所などに、緊急時の対応計画があるはずですので、指示に従ってください。
 また、家族でも、緊急事態が起こった時にどうするかについて、事前に話し合っておくことも大切です。


Q 放射線緊急事態では、どのように行動すればいいですか?
A 放射性物質が放出されると、当局が放射線レベルをモニターし、適切な防護策を勧告します。

情報と指示を得るためにテレビやラジオなどのニュースに注意しましょう。
 大量の放射性物質が放出されたら、自宅や事務所の中で待機するか、別の場所へ移動することを勧告されるでしょう。


Q 自宅や建物内待機を勧告されたらどうすればいいですか?
A
・ 全ての窓と扉を閉めて鍵をかけましょう。
・ 外気を取り込んでしまう換気扇、エアコン、強制空気加熱装置を停止し、すでにビル内にある空気を循環させるシステムのみを使用するようにしましょう。
・ 可能ならペットを室内に入れましょう。
・ 奥の部屋や地下に移動しましょう。
・ 他にやるべきことがあるか情報を得るために、テレビやラジオをつけておきましょう