虫よけ剤、子どもへの使用を制限 厚労省が業界指導へ | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・虫よけ剤、子どもへの使用を制限 厚労省が業界指導へ
   蚊などに刺されないよう肌にスプレーしたり塗ったりする虫よけ剤について、厚生労 働省は「6カ月以下の赤ちゃんには使用しないこと」など、子どもへの使用制限や成分表示の徹底を業界に指導することを決めた。

副作用などの報告はないが、化学物質に対する不安の声を受けた予防的措置。

これまでは使用の上限量などがわかりづらかったが、来春には統一した注意表示で製品に記されそうだ。
 虫よけ剤の主成分はディート(正式名・ジエチルトルアミド)で、一般に毒性は低いとされる。

ただ国民生活センターには子どもの体への影響を心配する声が多く寄せられ、安全性の検討を同省に要望していた。

具体的には、6カ月~2歳まではディートの濃度10%以下のものを1日1回使い、 顔や手には付けず長期使用も控える▽2~12歳の使用は1日3回まで――などの内容を、商品の添付文書や本体に記載。

医薬品だけでなく医薬部外品にも有効成分の名前と分量(濃度)を示すよう求める。

同省は、ラットの皮膚にディートを塗った米国の実験で神経細胞に影響があったとする報告があることから、国内でも同様の動物実験を行い、人体への影響を調べる。(8/17朝日新聞)