計画停電:元機械屋の立場から | 化学物質過敏症 runのブログ

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実は私は元機械屋でして・・・計画停電のあいまいさがいかに良くないかを説明したいと思います。


計画停電自体は仕方ないのですが、時間や場所が曖昧で市民も不満。


しかし産業はもっと不満です。


機械にも色々あります。


電器などは精密でなければいけません。


特に部品に精密さが求められます。


その単位は1ミクロン以下(1024分の一ミリ)で、機械はその位置をコントロールされてます。


ところが停電が起こると当然その場で止まります。


これがマズイんです。中の物を取り出す必要があります。


停電から復旧したら原点復帰を行います。これは決められた位置で待機している状態の事で時間が結構かかります。


物によっては中の物が不良品になります。


パン工場の場合だと焼くのはガスでもコンベアは電気。


つまりオーブンの中で止まるんです。


当然こげパン大量発生!


停電の時間が正確なら前もって対応できるのですが・・・あやふやですね。


工場の停滞と損失は品不足と価格に出てしまいます。


東電にはしっかり対応してほしいものです( ̄_ ̄ i)