被災地での食物アレルギー支援 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・アレルギー用食品援助を 炊き出し食べられない子も

岩手日報より
 盛岡アレルギーっ子サークル「ミルク」(藤田美枝代表)は、県内の被災者でアレルギー専用のミルクや食べ物が手に入らず、困っている人の状況把握を急いでいる。藤田代表(27)は「心の余裕がなく、自ら名乗り出られない人もいる」と支援に当たる人の積極的な声掛けを呼び掛けている。

 食物アレルギーは鶏卵や乳製品、小麦、ソバ、エビ、落花生などが原因となり、じんましん、湿疹、嘔吐(おうと)、下痢などの症状が出る。

 アナフィラキシーショック(血圧低下などのショック症状で、生命を脅かす危険な状態)から死に至ることもあり、一般の救援物資や炊き出しだと一緒に食べられないことがある。

 同サークルは21日、NPO法人アレルギー支援ネットワーク(事務局・名古屋市、須藤千春理事長)のメンバーと約10人で沿岸の主な避難所を訪問。連絡先を書いたポスターや食物アレルギーが分かる紙芝居、対応食品を配布し、行政担当者や看護師、栄養士らに理解を訴えた。

 陸前高田市の第一中では、卵アレルギーのある7歳男児の母親が涙を流しながら食品を受け取ったという。

 藤田代表は「声を掛け、初めて悩んでいることが分かったお母さんもいた。

悲しみやショックで名乗り出る余裕のない人もいる。

周囲の人や支援者の人が気遣ってあげてほしい」と早急な情報提供を呼び掛ける。

 対応食品やミルクの無料配布、相談などの問い合わせは必要な物資、名前、連絡先を書き、同サークル(メール iwateallergy@gmail.com  )か、鈴木亮さん090・7233・2736)へ。詳細はHP http://iwateallergy.migiue.jp/  で。


runより:食物アレルギーの人にとっては深刻な問題です。

炊き出ししてもアレルゲン(原因物質)が混入してると命に関わるので食べられないのです。

例えば大豆アレルギーの方は食べられる食材でも味噌や醤油で味付けされたら食べれないのです。

贅沢でも好き嫌いでもありません。病気なのです。

炊き出しをする側にも理解と配慮をお願いしたいと思います。