化学物質過敏症になると出てくる問題として症状がツライ、仕事が出来ない、理解してもらえない、見えない物が敵なので避けられないという事になります。
しかも病院も少なく、保険が使えたり使えなかったりと統一されていません。
収入が少ないにも関わらず遠くにしか病院が無いとか、通院費、薬価もばかになりませんし、無農薬無添加しか食べられないが高いとか・・・
非常に苦しい状況に陥る事になり、うつ病になる人も多くいます。
呼称はいくつかあるのですが化学物質過敏症には3段階の期間を経て病気に気づく事が多いです。
1;警告期 2:マスキング期 3:疲弊期 (別の呼び方もありますが意味は同じです)3の疲弊期で初めて病気と認識する事が多くなる理由ですが、警告期には症状は出ますが臭気過敏も発生するので何が起こったのか分からない事が多く、気のせいだと思いがちです。
マスキング期は順応期とも言われ、化学物質に順応しようとして症状をマスキング(隠す)します。
その為化学物質を求める時もあり、暴露されないと具合が悪くなる事が起こります。
しかし、順応できないから化学物質過敏症になる訳でしてやがて疲れ限界を超えるとマスキングをやめてしまい症状が前面に出てきます。
ここで病気になったと気づくのです。
自分を守る為に慣れようとしてマスキングするのが皮肉な結果になるのです。
シックハウス症候群、化学物質過敏症は昔からありましたが患者が急増しているのは化学物質汚染による体内の蓄積が原因と思われます。
また、へその緒から多種類の化学物質が出てきたり、母乳にも化学物質が含まれていたりして生まれた時から化学物質化敏症になる下地が出来てしまっていると考えられます。
化学物質過敏症はこのように非常に複雑で解決の難しい問題をたくさん抱えています。
runより:大体この様な内容で講演をしました。実際にはフリートークだったのでもっと色んな話もしたのですがまとめとして掲載いたします。
実は結構グダグダだったかもしれないです(^▽^;)
講演の順番が3番目だったので丁度タイムラグで地下鉄で暴露した化学物質が脳を回しにくくしてた時だったんです(^▽^;)
次回があればこの記事がそのまま使えるなと思ってます(;^_^A