・過呼吸(かこきゅう、英語: Hyperpnea)とは、必要以上の換気活動をおこなうこと。
その結果として動脈血中の酸素分圧が上昇、炭酸ガス分圧が低下し1回換気量が増大する。
初期状態は低酸素症と似ており、程度が強くなると手足や唇の痺れや呼吸困難、頭のふらつき、息苦しさ、眠気、激しい耳鳴りや悪寒をきたす。
発症するケースとしては、バスケットボールやマラソンなどの呼吸を多く必要とする運動の後が挙げられ、精神的な要因による過換気症候群とは異なる。
対処法紙袋などに口をあて、吐いた空気を再度吸い込むという行為をくり返し、血中の二酸化炭素濃度を上げる方法が一般的。
この場合、酸素不足にならないよう、少し隙間を作っておく。
または、呼吸の速さと深さを自分で意識的に調整すれば2~3分で治まる。