内分泌かく乱物質スクリーニング・プログラム3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・2009年4月第1段階スクリーニングのための最終化学物質リストの概要
http://www.epa.gov/scipoly/oscpendo/pubs/prioritysetting/final_listfacts.htm

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 内分泌かく乱物質スクリーニング・プログラムの下における初期第1段階のための最終化学物質リストは、EPAがその裁量で決定した、暴露の可能性に基づき、最初にテストされるべき化学物質を含む。

テストのために特定された最初の67物質のグループは、農薬活性成分と、農薬不活性成分(他の成分とも言う)として用いられる高生産量(HPV)化学物質を含む。

このリストは既知の又はそれらしい内分泌かく乱物質のリストとして理解されるべきではない。

初期リスト生成のためのアプローチにおいて、単にこのリストにあるだけで、これらの化学物質がヒト又はその他の生物種の内分泌システムをはかく乱すると疑わせることを暗示する根拠を提供するものではなく、またそのようにすることは不適切である。

 最終リストは73化学物質のドラフトリストへのパブリックコメントへの反応として展開された。

EPAは73物質のドラフトリストから6化学物質を削除したが、それはそれらの化学物質はもはや3つの暴露経路から見出されることはないという最近の情報に基づくものである。

それらの内、二つの化学物質、アジンホスメチルとフェンバレレートは、これらの農薬の使用が第2段階のデータが作成される2012年以前に終了するので、リストから削除された。残りの4つの化学物質は、用途の評価において3つではなくて2つの暴露経路のみに存在することが予測されることが確認されたので削除された。

初期リストのための化学物質選択基準は、食品と職業暴露が代表される4つの暴露経路のうち、少なくとも3つの経路に化学物質が存在するということであった。具体的には、アルジカルブ、アレスリン、ジクロルボス、チオカルブが用途と散布方法の変更により、ひとつ又はそれ以上の経路での暴露の可能性がなくなったために、初期リストから削除された。

訳注:以下についての紹介は省略
・背景情報
・化学物質選択アプローチへの適用
・スクリーニングを遅らせる化学物質


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訳注:関連情報
ワシントンポスト 2009年4月16日 EPA 農薬中の化学物質のテストを義務付け 

ヒトと動物へのリスク判断が目標