一方、認知行動療法のみで治療しようという患者もいるが・・・。
「それだけでは非効率的です。
しかし、薬物だけでいいかというとそうでもない。
クスリを服用しながらカウンセリングを受け、環境調整をする。
薬物治療と認知行動療法をバランス良く組み合わせるのが今の治療の主流です」(茅野院長)
パニック障害に見舞われたからといって、職場を長期間休職して田舎暮らしできる人は少ないだろう。
人間関係や家族の問題など心理的ストレス、そして過労や睡眠不足もパニック障害に繋がる。
なによりも余裕をもった毎日を過ごすことが大切なのだ。
発作そのものはなくなっても、発作に繋がる不安が完全に消失するには時間がかかる。
焦らず、治療を続けることが必要だ。
「この病気は周囲の理解がなkれば克服できません。
自分1人で乗り切ろうと考えず、できるだけ家族に打ち明けてサポートしてもらうことが大切です。」(茅野院長)
また、コーヒーなどカフェインの入ったものや、過度のアルコール、ニコチンもパニック障害を起こしやすくするので要注意だ。
runより:パニック障害という病気の説明として非常に分かりやすい記事でした。
化学物質過敏症と同じくやはり理解されなかった病気なんですね。
気になったのはカフェイン。化学物質過敏症の原因物質の1つです。
嗜好品はたまに・・・だから至高品と思いましょう。