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『フライデー』の「ベネトン『中国生産まな板に毒物鉛が検出』の恐怖」へ取材協力
2月22日発売の『フライデー』の記事「ベネトン『中国生産まな板に毒物鉛が検出』の恐怖」で、国民会議が取材協力を受け、副代表の神山美智子弁護士のコメントが掲載されました。
これは、ベネトンブランドのガラス製まな板の裏に高濃度の鉛を含んだ塗料が使われていたものです。
輸入販売会社は、鉛の含有が分かった段階で厚生労働省に確認したが「当該商品の裏面成分までの規定はない」と回答を受け、販売を継続していたとのこと。
フライデー誌の取材に対して厚生労働省は「表面のガラスに鉛が入っていれば、食品衛生法に違反すると言える。『裏面を使うな』といった趣旨の注意書きがあり、……非常に微妙なケースです」とコメント。
神山副代表は「塗料は剥落しやすく、明らかに食品に混ざる恐れがあります。
……食品衛生法第16条に抵触しますので販売禁止にあたります」とコメント。
結局、フライデーの発売日の22日に、ベネトンは自主回収を発表。すでに2610枚を販売していたとのことです。
厚生労働省は、せめて問い合わせのあった分だけでも、きちんと指導してもらいたいものです。