・出典:VOC-電磁波対策研究会 VOC-EMF Measures Research Association
http://homepage3.nifty.com/vocemf/
http://homepage3.nifty.com/vocemf/link1.1.html
http://homepage3.nifty.com/vocemf/Resources/BioInitiative4.pdf
・発表日:2007.8.31
バイオイニシエイティブ報告:
「電磁波(ELF とRF)の生物学的影響に基づいた
公衆被曝基準の論理的根拠」
構成委員:(省略)
セクション1 一般の人々ための要約
Ⅰ. 一般の人々のための要約
A, イントロダクション
あなたはそれを見ることも、味わうことも、嗅ぐこともできないが、現在の工業化された国々では、もっとも広く蔓延した環境曝露の一つだ。
電磁波(EMR)や電磁場(EMFs)は、無数の利益をもたらす方法で私たちが暮らす風景を変えてきた、大量の有線・無線技術によって作られた被曝を大まかに示す言葉だ。
しかし、これらの技術は、エネルギー効率と利便性を最大限にするために考案され、人々への生物学的影響は考慮されていない。
新しい研究に基づき、これらの技術と関わる潜在的な健康リスクについて、社会と科学者の間で証拠が増えている。
人間の生命は生体電気システムだ。私たちの心臓と脳は、体内の生体電気信号で調整されている。人工的電磁場への環境被曝は、人体の基本的な生物学的プロセスと互いに影響し合う。
これは、不快さと病気を引き起こす場合がある。
第二次世界大戦以降、ごく最近では携帯電話(2006 年に20 億台と計算されている)やコードレス電話、WI-FI(訳注:無線LAN)やWI-MAX(訳注:高速無線通信)ネットワークのような無線技術の人気が高くなったことで、電気的発生源からの電磁場のバックグラウンドレベルは急激に増加した。
数十年間にわたる国際的な科学的研究は、電磁場は動物と人間に対して生物学的活性を持ち、重要な公衆衛生の結果につながるかもしれないことを裏付けた現在の世界では、全ての人が2 種類の電磁場に被曝している。
(1)電気製や電子機器、送電線から発生する超低周波(ELF)電磁場と(2)携帯電話、コードレス電話、携帯電話のアンテナや基地局、放送送信施設のような無線装置から発生する無線周波数電磁波(RF)だ。
この報告書では、私たちは電磁場という言葉を、一般的に全ての電磁場を指す場合に使い、ELFとRF という言葉は、被曝の特定の型を指す時に使う。
それらはどちらも非電離放射線で、エックス線やCT スキャン、その他の電離放射線のように、原子やイオン化(電荷)した原子の周囲にある軌道から、電子を引き離すほど十分なエネルギーを持っていないことを意味する。
解説と定義は、あなたを助けるためにセクション18 に用意した。
この要約の章で、ELF とRF(その測定に関する言葉)について読む時、あなたが必要とするかもしれない手頃な定義は、この章の参考文献の項で示す。
runより:長い記事になります((。´・ω・)。´_ _))ペコ ご了承ください。