・Ⅱ.過敏症患者が反応する生活環境中の物質
(注)反応する物質の種類
図1~3に示されている全反応物質名は以下の通りである。英数記号はデータ整理のために付けた記号で、太字の項目(図1でブルー)はその下の標準書体の項目(図1でグリーン)を合計したものです。
一般的に反応し易い物質は、建材(新築・建材、塗料、接着剤、ワックス)>化粧品(整髪料、香水等)>農薬(殺菌剤、殺虫剤、防虫剤、除草剤)>洗剤(洗濯洗剤、台所用洗剤、シャンプー・石鹸)>日用雑貨(プラスチック、革製品、消臭剤、線香、漂白剤)>排気ガス(含燃焼煙)>タバコ>室内空気 であった。(図1.参照)
過敏症発症前の健康状態でアレルギー群の人は健康群に比べ、新築・建材、家具、室内空気、防虫剤、プラスチックなどに対し反応する割合が高かった。(図2 参照)
過敏症発症経緯で家屋の新・改築群の人は、新築・建材、家具、衣類などに対し、殺虫剤散布群の人は農薬(殺虫剤)、洗濯洗剤などに対し、医薬品群の人は医薬品、毛髪染料、電気製品、蚊取り線香などに対し、他の群に比べ反応する割合が高かった。 (図3 参照)
図1 図3
図2
runより:図をクリックすると拡大表示されます。((。´・ω・)。´_ _))ペコ