超潔癖社会と免疫力4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・行き過ぎた結果
 日本でスギ花粉症が第一例が見つかったのは、1963年です。

40年前に日光の患者さんでした。しかし、日光の杉花粉は17世紀から飛んでいるのです。

スギ花粉は17世紀から飛んでいたけれど、花粉症の人はいなかった。

日本人はアレルギーにならない体質だった。

ところが、今や世界で一番アレルギー体質なんです。

40年前、アレルギーにかかっていなかったのは、お腹の中で回虫を飼っていたからです。

身の回りのばい菌を大事にしていたわけです。

しかし、回虫は気持ちの悪いと追い出しました。

回虫の感染率が1950年に62%、1960年には20%、1965年は5%でした。

そのころから、花粉症、アトピー、喘息が出てきたんです。

それは、私たちが持っている自然治癒力をわざわざお金を使って追い出したからです。

私は綺麗にすることは非常に良いことですけど、商品を「抗菌」と称し化学物質で綺麗にして、その余分なものを燃やしたためにダイオキシンが出てきた。

洗剤の数もすごく多いですね。

そういったものが環境ホルモンを生んで、癌を引き起こしたりしているわけです。綺麗にすることは良いことですけど、行き過ぎて私たちは、私たち自身を非常にゆがめている気が致します。


runより:少々極端な話をする方ですが、私の親世代は似た様な事を言いますね。潔癖にすると逆に身体が弱くなるとは小学生の時に聞いてました。

30年過ぎた今・・・もっと潔癖を求めてる。

どうなんでしょうね、今の世の中。