オーストリアの報告書3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・全てのモデルについて、分析は、リスク比の有意な増加を示した。

参考グループ(10μW/㎡以下)に比べて、最も高い被曝グループ(1000μW/㎡以上)での全がんのリスクは、サンプルによっては5~8 倍高かった。

距離評価と同様、がん症例は、乳房と脳にあるがんでもっとも際立った。
参考グループ(10μW/㎡以下)に比べて、サンプルAの最も高い被曝グルー
プ(1000μW/㎡以上)のがんリスクは、乳がんで23 倍高く、脳腫瘍で121 倍
高かった。

研究した3 つの終点(全ての場所、乳房、脳)の全てで、有意な被曝影響関連性(傾向に対するp値)が観察された。
サンプルAの詳細な結果は、「サンプルAのリスク計算のサマリー」と題した
以下の章で要約された。対象の数が多いサンプルAは、サンプルBよりも勝る。
統計学的な力が少し高いからだ。加えて、サンプルAの参加者は主に記録から得られ、したがって、参加に対する本人の意欲とかなり関係がない。
サマリーでは、選択した被曝期間限度に基づいたこの研究が、RF電磁波被
曝と乳がんや脳腫瘍の発症率の被曝影響の関連性が有意な上に、送信機周辺の地域で、時期と場所に関してがんの発症率が有意であることを示した。
この症例対照研究は、忠実に復元されたシミュレート測定だけでなく、特別
な計算ソフトウェアによって、がんのリスクと携帯電話基地局の関連性を調査
した世界的に最初のものだ。

さまざまな理由で、NMT基地局の研究は道理にかなっている。たとえば、アンテナの特徴は十分に知られていた。

世間一般に言われるように、シミュレートした被曝に求められるのは、アンテナの高さと場所に関する情報だ。

さらに、1984 年から1997 年の被曝期間で、RF電磁波被曝は、まだいくぶん不正がなかった。

これらの新しい技術による健康影響に関する調査をする事実は、いっそう難しくなっている。