・アナログ送信機(NMT450)に関する被曝評価は、NIRView とCORL
Aソフトウェア製品に基づく計算を使って、3 つのサンプル(A、B、C)全て
で個々の基礎を作った。
アンテナの特徴や自然の地形、建物の環境を考慮して、送信機の入力電力は、継続的な送信呼び出しチャンネルについて25Wを根拠にして論じた。
それぞれの出力レベルは、1309 人の全体に対して確定された、継続的な呼び出しチャンネルの被曝レベルだけを確定するか、呼び出しチャンネルに(おそらく)3 つのトラフィック(訳注:通信量)チャンネルを加えて被曝レベルを決めるかどうか、が問題だった。
予防の観点から、呼び出しチャンネルの唯一の考慮すべき事柄は、この評価で行なわれたことが望ましい。
さらに、もともとの送信機の場所(NMT450)の25m 東に、シミュレートした送信機が、同じアンテナの高さ(地上から8m)で設置され、活発な送信テスト信号(434.2MHz)が、84 人の研究参加者の寝室で、選んだ周波数で測定
された(サンプルCのみ)。
加えて、このサンプルの参加者は、がんのリスク要因と保護的な要因について、個人面談を通じて詳細なアンケートにも答えた。
このデータの分析は、これらの要因が、私たちが見つけた局地的な発症や、RF電磁波被曝との関わりを説明できないことを明らかにした。
きわめて重要な評価は、送信機からのRF電磁波の被曝レベルとがんのリス
クの関連性に集中した。
そのリスク(オッズ比=OR)は、被曝分類10-100μ
W/㎡、100-1000μW/㎡、100μW/㎡(1mW/㎡)以上について、を10μW/㎡以下の参考グループとの関連性で評価された。それらの被曝の全ては、屋外レベルとして加えられた