シックスクール対策連絡協議会報告書 | 化学物質過敏症 runのブログ

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http://www.koto.ed.jp/kkc/motokaga-last-report.pdf

・江東区立元加賀小学校シックスクール対策連絡協議会報告書
平成 15 年11 月17 日
江東区立元加賀小学校シックスクール対策連絡協議会
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1 江東区立元加賀小学校シックスクール対策連絡協議会の概要
1-1 目的
元加賀小シックスクールにおける原因究明と対策案策定
1-2 委員等
委員:田辺新一(会長) 早稲田大学教授
瀬戸 博 東京都健康安全研究センター職員
竹内 透 江東区医師会代表
吉田則之 江東区立元加賀小学校 PTA 代表
(第 5 回及び第6 回は城満氏が代理出席)
鈴木重臣 江東区総務部長
中西好子 江東区保健所長
高橋三喜男 江東区教育委員会事務局学校教育部長
オブザーバー:東京都健康局職員、元加賀小学校校長、ダイヤ分析センター職員、早稲田大学大学院生
事務局:江東区教育委員会事務局学校教育部庶務課及び総務部営繕課
1-3 開催期間
平成 15 年6 月5 日より11 月17 日まで7 回開催
第 1 回 6 月 5 日
第 2 回 6 月30 日
第 3 回 7 月10 日
第 4 回 7 月31 日
第 5 回 9 月 3 日
第 6 回 10月 9 日
第 7 回 11月17 日
1-4 設立までの経緯
平成 15 年4 月20 日に東京都環境科学研究所に依頼して行った室内空気濃度の測定結果が4 月30 日に報告されたが、これによると4 階の教室で基準値の3.5 倍を超えるトルエン濃度が検出された。

区教育委員会は元加賀小から近くの旧白河小に引越しを行うなどの策を講じるとともに、元加賀小のシックスクール問題解決のため、5 月以後、使用した材料のMSDS(化学物質等安全データシート)の調査や、東京都健康局及び健康安全研究センターの協力を得て発生源調査などを行い、発生源の究明に努めた。

しかし、専門領域外のことでもあり、原因が判明しないなど、区だけの力では問題の解決が困難な状況もあった。
そこで、事態を打開するため、有識者として早稲田大学の田辺新一教授をはじめ、各方面の専門家(東京都健康安全研究センターや医師会代表)やPTA 代表の参加を得て、発生源の特定と改善策の検討を進めるための「江東区立元加賀小学校シックスクール対策連絡協議会」を設立した。