・その他
ディーゼルエンジンや車両からの排気ガスが問題になる場合、職務と職務環境について検討する。
職務上排気ガスに接することが避けられない場合、人工呼吸マスクの利用は可能か? 患者の仕事場所を排気ガスの届かない場所に移すことができるかもしれない。
排気ガスに触れることを必要としない役職への配置転換も考えられる。
方針と手順
建物の改築、塗装、殺虫剤散布、フロアのワックスがけ、カーペットのクリーニングなどについて、掲示、印刷物、電子メール、社員名簿などを利用して、事前に知らせておくことを、方針として明記する。
通知を希望する人のために、任意登録の名簿を作成しておいてもよい。
労働者の曝露量を減らすため、可能であれば、清掃、保守、改築などの作業は、建物を利用する人がいない時間に行う。
職場の方針を柔軟にし、上記のような場合には、化学物質過敏症の人に対して、別の事務所を用意する、建物内の別のフロアもしくは別の建物で勤務する、自宅で勤務するなど、勤務場所を変更することを認める。
一時的もしくは継続的に、自宅勤務を許可する。
喫煙および香水の使用をしないことを職場方針として定める。
柔軟な休憩時間の利用を方針として定め、外の空気を吸ったり薬を服用したりできるようにする。
会議室内に喫煙および香水の使用をしない区域を設ける。これが不可能な場合、患者が電話会議やテレビ電話を利用してはなれた場所から会議に参加することを認める。
柔軟な勤務スケジュールを方針として定め、建物内に人が少ない時間を選んで勤務できるようにする。
人工呼吸マスクの着用、服薬などのための休憩、診察をうけるための休暇取得などを認める。
すべての人が支障なく働けるような職場環境作りについて、上司や同僚への教育を行う。
いかなる嫌がらせも許すべきではない。
意識向上と障害への理解の浸透によって、他者を受け入れる風潮を強化する。
runより:記事数でわかると思いますが、日本でこれだけ社会で受け入れる提案なんて見てないです。
それ以前に化学物質過敏症の理解がされてない状況。
このレベルの話にはいつたどり着くのだろう・・・