化学物質過敏症、アメリカの例7 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・環境整備の検討の際に考慮すべき問題点

職場環境整備案
化学物質過敏症もしくは環境病向け


以下の環境整備案は、教育目的に用いられることを意図したもので、完全な解決策ではありません。

すべての環境整備は、本人を交えて、個別対応を基本に決定する必要があります。


換気と室内の空気の汚れの問題

職場に開閉可能な窓を導入する。

空調設備を、湿気や汚れがたまらないよう保つ。

屋内や屋内の汚染物質が、空調設備によって職場内にまき散らされることがないよう確認する。

空調のダクトを清潔にする。

可能であれば、HEPAフィルタを空調に取り付ける。

また専門家による空気の清浄度テストを行って、室内の空気の汚染度、ほこりの量、かびの繁殖度、揮発性有機化合物の含有率などを評価する。 American Industrial Hygiene Associationなどの、オープンな情報機関に問い合わせて紹介状をもらい、産業衛生学の専門家に相談する。

建物全体もしくは患者の個室座席で空気清浄機を利用する。 The National Air Filtration Associationなどの情報機関に問い合わせて紹介状をもらい、空気清浄化の専門家に相談する。

香料、有害なクリーニング溶剤、殺虫剤、排気ガス、タバコの煙など、汚染物質のない職場環境を保つ。

適切な排気装置を設置し、コピー機などのオフィス機器からの排気を排出する。