・「出典」
VOC-電磁波対策研究会 VOC-EMF Measures Research Association
http://homepage3.nifty.com/vocemf/
http://homepage3.nifty.com/vocemf/link1.1.html
・8/23ウォークは無事に終了!しかし、ドコモの対応は…
昨日から目の痛み、頭痛、嘔吐などの症状が出てしまった夫は、飲まず食わずで5キロを歩きました。
子供達が専門学校で身につけた木工、金属、モザイクなどができる工房作りを安心して取りかかれるよう、せめて私たちの生活の場を圏外に戻してほしいという父親の思いです。
23日のウォークは、ガウスネットの懸樋さんがデモ申請をして下さったので警察の方がウォークを安全に守ってくれ、気持ちよく歩く事ができました。
横断幕を掲げる人、唄を歌う人、メガホンで電磁波過敏症についての説明をしながら歩く人、みんなそれぞれの方法で歩きました。
化学物質過敏症の方達(電磁波過敏症も併発している方も多い)もたくさん参加してくださいました。
デモ申請の都合上ドコモ本社1km手前の公園でデモ行進は終わり、休憩後三々五々ドコモ本社前に到着しました。
「伊那谷の環境と健康を守る会」のメンバー7人も駆けつけてくれたので、塩田家3人と合計10人受け入れてもらいたかったのですが、ドコモの都合で会の人は一人だけと言われました。
以前6人まで受け入れる姿勢があったのでせめて6人とお願いし、会のメンバー3人と塩田家3人がドコモ本社のある27階まで上がりました。
ドコモの対応は他の人を外で待たせるという常識のない対応でした。
ドコモの対応として問題点は以下のようです。
1. 人数制限をする。
2. 一般の人を受け入れるコンプライアンス窓口がない。
3. 7月5日にドコモネットワーク部F氏に提出した要請文がコンプライアンス推進委員会に受理されたのは、7/26に送受信を開始した後の事だった。
4. なぜ受理が遅れたかの理由は、「それはドコモ内部の問題なのでコメントする必要はない」とF氏は発言している。
5. ドコモは正式なコンプライアンス窓口を持たないまま、本件窓口をすべて深堀氏に委ねている。
6. 塩田宅に電波は届かないと、F氏をはじめドコモが伊那市、市会議員、地域住民、塩田に虚偽説明をした結果、基地局が建ってしまった。
7. 以上のように、ドコモのコンプライアンス推進委員会はまったく機能していない。
ドコモはコンプライアンス推進委員会が受け取るような形だけ用意しますが、その精神や誠意は伴っていません。
なによりも内部監査が機能されていない事を知り、落胆しました。これでは私たちの人権も社員の人権も守られません。
機能不全のままドコモがコンプライアンスを掲げていること自体が虚偽だと思います。
この状況のまま皆さんの署名を渡す事は、ドコモの虚偽にはめられることだと感じ、結局持ち帰ってしまいました。
(正直重かったです。重いほどたくさんの署名が寄せられています。)
わずか20分ほどの不誠実な対応に、何とかならないものかと、「断食して誠実な対応を待ちます」と言ったものの夫は症状が回復せず、子ども達の事もどうしようと考えていると、「もっと建設的な方法を取ろう」という支えてくれる皆さんの中からエールの声をいただきました。
そこでこのウォークで繋がった人たちとこの成果を成長させようと思い直しました。
おかげさまでどん底まで落ち込んだ気持ちが、すぐ立ち直る事ができました。
ウォークには百万人署名の網代太郎氏が応援に来てくれました。
又電磁波環境研究所主宰の荻野晃也氏も駆けつけてくれにこやかに、「あんまりがんばりすぎないで下さいね」と声をかけてくれました。
私たちの気持ちを受け取りつつ、私たちの身体を本当に心配して下さいました。
動画取材にIDG News serviceのマーティン・ウィリアムス氏、電磁波低周波問題研究会横浜代表の杉本賢司氏が駆けつけてくれました。
ウォークの模様をまとめてわかりやすく伝えて下さると思います。
フリーライターでwebサイト「新聞販売黒書」主宰の黒薮哲也氏もきめ細やかな取材をして下さったので、サイトをのぞいてみて下さい。
毎日ウォーク日記を更新して下さった加藤やすこさんと、見守って下さった皆さんに改めて感謝申し上げます。