電界 地中ケーブルと変電所 電気事業 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・2.2.1.2.3 地中ケーブルと変電所
ケーブルが地下に埋設されている場合でも、地上には磁界が生じる(2.2.2.2.2 節参照)。

これとは対照的に、地下埋設ケーブルは地上に電界を生じない。

この理由の一部は、地面自身の遮蔽効果にも起因するが、実際の地下埋設ケーブルには常に電界を遮蔽する金属製の被覆が使われていることが主な理由である。
変電所も敷地外に大きな電界を生じさせることはほとんどない。

地上設置型の配電用変電所の場合、全ての母線およびその他の機器は金属製のキャビネットおよび柱の内部、または建物内に収容されており、これらはいずれも電界を遮蔽する。より電圧が高い変電所の場合、さほど厳密に収容していないが、通常は安全柵が設置されている。

これも、金属が電界を遮蔽するためである。

2.2.1.2.4 電気事業
Bracken 等は、230~765kV の送電鉄塔の電界環境について特徴付けている。

鉄塔への昇塔を含む様々な作業の間、いずれの場所においても電界が10~30kV m-1に達する可能性がある。
この界は通常は体に平行にはならない(Bracken、Senior およびDudman、2005;Bracken、Senior およびTuominen、2004)。

素手での活線作業といった、幾つかの作業時には、架線作業者は電界から遮蔽する導電服を着用する