・ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議より
http://www.kokumin-kaigi.org/kokumin01.html
http://www.env.go.jp/chemi/electric/material/ehc238_j.pdf
・WHO 環境保健クライテリア238
超 低 周 波 電 磁 界
(環境省版:日本語訳)
環境省
WHO 環境保健クライテリア238
超 低 周 波 電 磁 界
(環境省版:日本語訳)
環境省
この報告書は、国際的な専門家のグループの統一見解であり、
国際非電離放射線防護委員会、国際労働機関、世界健康機関
の決定や定まった方針を必ずしも代表しない
WHO 環境保健クライテリア238
超 低 周 波 電 磁 界
国際労働機関、国際非電離放射線防護委員会、および世界保
健機関の共同援助で公表された
『WHO 環境保健クライテリア238 超低周波電磁界(環境省版:日本語訳)』は、2007 年に世
界保健機関から出版されている『Extremely Low Frequency Fields ? Environmental Health
Criteria Monograph No.238』を日本語に翻訳したものである。
c世界保健機関2007
世界保健機関事務局長は、日本語版の翻訳権を日本国政府環境省に許可しており、環境省は、環
境省版:日本語訳に関する一切の責任を有する。
本文書は、世界保健機関(WHO)の正規出版物ではない。すべての権利は世界保健機関に帰属する。
i
環境保健クライテリア
序文
WHO 環境保健クライテリア・プログラム
WHO 環境保健クライテリア・プログラムは1973 年に以下を目的に創設された。
(i) 環境汚染物質へのばく露と人間の健康との関係に関する情報を評価し、ばく露限度の策定
のためのガイドラインを提供する。
(ii) 新しい汚染物質あるいは潜在的な汚染物質を同定する。
(iii) 汚染物質が健康に及ぼす影響について知識のギャップを同定する。
(iv) 国際的に比較可能な結果を得るため毒性学的方法と疫学的方法の調和を促進する。
初めての環境保健クライテリア(EHC)モノグラフは、水銀に関するもので、これは1976年に発表された。
それ以降、化学的または物理的な作用因子に関する評価件数は増え続けている。
また、EHC モノグラフの多くは、たとえば遺伝子、神経毒、催奇性、腎毒性などに関する作用因子を扱った毒性学的手法評価に向けられている。
それ以外の刊行物は、疫学的ガイドライン、発ガン性物質に関する短期試験の評価、バイオマーカー、高齢者に対する影響などを扱っている。
本プログラムのきっかけは、世界保健総会の決議と1972 年の国連人間環境会議の勧告であった。
この作業はその後、国連環境計画(UNEP)、国際労働期間(ILO)、WHO の協力プログラムである国際化学物質安全性計画(IPCS)に不可欠な一部となった。
こうした新しいパートナーの強力な支援により、労働衛生や環境への影響の重要性が充分に認識されるようになった。
EHC モノグラフは広範に確立され、全世界でそれが利用、認知されるようになった。