デバス2 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

特徴 チエノジアゼピン系の緩和精神安定剤(マイナートランキライザー)です。

抗不安薬とか心身安定剤とも呼ばれます。

作用的には、ベンゾジアゼピン系とだいたい同じです。

安全性が高く、耐性や依存も少ないです。
同類薬のなかでは、作用が強いほうです(作用/時間:強/短)。

筋肉をゆるめる作用もかなりあります。
抗うつ作用をあわせもつので、うつ症状を伴うときに向きます。

また、整形外科領域では、筋緊張緩和作用を期待して、頸椎症や腰痛症に処方されることがあります
効能 神経症における不安・緊張・抑うつ・神経衰弱症状・睡眠障害。
うつ病における不安・緊張・睡眠障害。
心身症(高血圧症、胃・十二指腸潰瘍)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害。統合失調症における睡眠障害。
次の疾患における不安・緊張・抑うつおよび筋緊張//頸椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛。

副作用 この系統の優れた特徴として「安全性が高い」ということがあげられます。

重い副作用はほとんどありません。比較的多いのは、眠気、ふらつき、けん怠感、脱力感などです。これらは、それほど心配いりませんが、車の運転など危険な作業には注意してください。

また、とくに高齢の人では、転倒につながったり、昼間からボーッとしてしまうことがあります。

このような場合は、服用量を適切にコントロールする必要があります。

むやみに量を増やしますと、薬に頼りがちになり、やめにくくなってしまいます。決められた範囲内で服用するようにしましょう。

また、定期服用中に急にやめると反発的な症状がでることがあります。

イライラ、不安感、ふるえ、かえって眠れない・・といった症状です。自分だけの判断で止めないで、医師の指示のもと徐々に減量すれば大丈夫です。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
依存..長期に多めの量を飲み続けると、体が薬に慣れた状態になりやめにくくなる。このとき急に中止すると、いらいら、強い不安感、不眠、ふるえ、けいれん、混乱、幻覚など思わぬ症状があらわれることがある(徐々に減量すれば大丈夫)。
刺激興奮..興奮、もうろう状態、取り乱す、かえって眠れない。(もともと精神障害がある場合などに、まれに出現)
呼吸抑制..息苦しい、起床時の頭痛・頭重感。(もともと呼吸器系の弱っている人で、まれに出現)

【その他】
眠気、ボーッとする、注意力・集中力低下、頭が重い感じ
ふらつき、めまい、けん怠感、脱力、まぶたが下がる
生理不順、乳汁分泌
長期連用で効き目が悪くなる