ネオニコチノイドのヒト脳への影響6 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・4.まとめ
 以上、ネオニコチノイドに関わる現時点での基礎情報を、ヒト脳への影響を中心に概要した。


まだ未解明な点も多いが、現時点でネオニコチノイドは、ヒトの健康に影響を及ぼす可能性が否めない。


急増している子どもの発達障害や成人の鬱病など、ヒト脳の高次機能への影響も懸念される。免疫系への悪影響も可能性がある。

今の時点で、健康被害とネオニコチノイド類の厳密な因果関係を明らかにすることは困難であるが、農薬としての使用量の多さ、それに伴う暴露量の多さが危惧される。


前述したように食品残留基準が緩く、汚染のひどい食品の組み合わせにより、1日摂取許容量を軽く超える状況は回避したい。


さらに有機リン系農薬、その他有害金属や環境化学物質との複合影響については、全く調べられておらず、これからの大きな課題であろう。

ヒト以外の生態系への重大な影響についても、十分考慮されるべきである。

 以上のことから、ネオニコチノイド系農薬については、最低限アメリカの残留基準程度の規制を早急に実施し、必要な調査研究を進めること、さらに予防原則に基づき、フランスなどのように使用禁止を含めた根本的対策が必要であると考える。


runより:一言で言うならタバコを吸わされたり、食べさせられたりしてる様なもんだ。

化学物質過敏症の原因の1位は受動喫煙。

もちろんタバコにはニコチン以外も多く含まれてますが・・・