IgA腎症 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・難病情報センターより
1.IgA腎症とは
腎臓の糸球体に免疫グロブリンのIgAという蛋白が沈着している慢性の糸球体腎炎です。

従って腎臓の組織を顕微鏡で調べる検査(腎生検)で診断されます。

2. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか
はっきりした数はわかっていませんが、慢性糸球体腎炎の中では一番頻度の高い病気です。

3. この病気はどのような人に多いのですか
子どもから大人まで広く患者はいますが、10才代と40才代に多い傾向があります。

4. この病気の原因はわかっているのですか
原因不明です。

5. この病気は遺伝するのですか
遺伝しません。

6. この病気ではどのような症状がおきますか
学校検尿および職域検尿で蛋白尿または血尿で発見され、初期は無症状です。

進行すると腎機能が低下して、腎不全の症状が出ます。疲れやすい。食欲低下。息切れ。夜間に尿量が多い、などです。

7. この病気にはどのような治療法がありますか
食事療法(減塩、蛋白制限)と運動制限を行います。

薬物治療では、通常抗血小板薬を使い、重症例では副腎皮質ステロイドを使います。

変換酵素阻害薬に腎機能の保護作用が認められます。

8. この病気はどういう経過をたどるのですか
無症状の時期から、徐々に腎機能が低下して行き(保存期腎不全)、血圧が高くなります(腎性高血圧)。放置すると尿毒症へ進行し、透析療法が必要になります。