「環境技術」2006年4月号より2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです


特集の内容は,京都市の保健所での活動を元に,化学物質過敏症,シックハウス症候群に悩む市民に接してきた経験から,診断,治療,予防に関して医療・保健,空気質測定,建築分野の専門家が連携して患者の救済と住環境問題の解決に取り組むネットワーク構築を目的として平成14年4月に設立された「住環境疾病予防研究会」のこの3年間の活動の成果の一部でもある。


その設立の経緯と活動内容は,本研究会の設立の立て役者の一人である伊藤英子先生の「住環境疾病予防研究会の活動経過報告」に詳しいが,昨年10月に開催された公開シンポジウムでは,本研究会の会員である高野裕久先生が診療の現場から,岩井清氏が化学物質過敏症の方の家づくりの経験を,北角彰氏が自治体の取り組み事例を発表された他に,自らシックハウス症候群を罹患され,その経験をもとに三重大学で研究や看護相談を行っておられる今井奈妙先生の報告,奥村豊先生にはシックスクール問題を正面から取り組んでいる京都府薬剤師会の調査結果を,我々の活動を政治の面から支援してくださっている京都府議会議員の澤照美先生にも講演をいただき,その内容をまとめていただいた。
 

それぞれがご自身の係わっている現場からの報告であり,いずれも机上のものではない迫力と示唆に富んだ内容となったと感じている。

 

本特集を読まれた学会員の皆様が少しでもシックスクール症候群や化学物質過敏症を理解していただく助けとなり,これからの活動のヒントになれば幸いである。


runより:今気づいたんですがメディカルカフェ主催の今井奈妙先生の名前がありますね(^▽^;)

体調が悪くて1度しか参加できてませんが、また参加したいと思います。