・副作用の出現時期 [編集]
出現時期 内容
投与後数時間から(大量以上): 高血糖、不整脈
投与後数時間から: 不眠、うつ、精神的高揚、食欲亢進
数日後から(中等度以上): 高血圧、不整脈、高血糖、精神障害、浮腫(Na貯留)
1~2カ月後から(中等度以上): 感染症(細菌)、無菌性骨壊死、骨粗鬆症、満月様顔貌、高脂血症、精神障害、緑内障、ステロイド筋症、消化性潰瘍、高血糖
3か月以上(少量でも): 感染症(ウイルス、結核)、満月様顔貌、二次性副腎不全、骨粗鬆症、高脂血症、動脈硬化、白内障、緑内障、消化性潰瘍、高血糖
特に数時間後から出現する高血糖、ステロイド糖尿病は高齢者の場合は糖尿病性昏睡に陥ることもあるため注意が必要である。
副腎クリーゼ [編集]
プレドニンゾロンで1日10mgを1カ月以上、ハイドロコルチゾンで1日30mg以上を3週間以上の投与があれば副腎クリーゼを起こしえる。低ナトリウム血症や低血糖をしめし通常の治療で反応しないショックを示す。ハイドロコルチゾン100mgの静注後150~300mg/dayの持続静注を行うことが多い。
参考文献 [編集]
1.^ 水島裕編著 『今日の治療薬 - 便覧と解説』南江堂
2.^ ステロイド薬の選び方・使い方ハンドブック ISBN 9784758106351
カテゴリ: 副腎皮質ホルモン製剤 | 薬理学 | ステロイド
runより:そういえば私は眼圧が高くなって緑内障が危惧されました。
6年間も使い続けてましたが太るのと眼圧が副作用でしたね。