多種類化学物質過敏症-国際会議、東京より16 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・8.治療法:DNA概念(ルノー提唱)

 私は治療法をまとめ「DNA概念(コンセプト)」と名づけた。DNAとは、

 ①Dwtoxification 解毒療法

 ②Nutritional-Therapie 栄養療法

 ③Anti-Stress-Management ストレス対処マネジメント

 の頭文字をつなげた略語だ。

 治療の柱は、以下の通り。

 ①クリーンな環境と解毒

 ②正常分子(Orthmolecular)サプリメント(ビタミン、ミネラル、微量元素、アミノ酸)

 ③ストレス対処プログラム(サウナを利用した理学療法、マッサージ、スポーツ等)

 ④個別指導(環境医学・機能医学の基礎を個人指導する)

 生化学的に個人的に違うので、個人に合わせて指導しなければならない。しかし、ここは非常に時間がかかるところだ。

 治療の目標は、以下の通り。

 ①解毒能力の向上

 ②炎症の沈静化(体と脳内の火を鎮める)

 ③身体面及びメンタル面の安定

 私はコソボの鉛中毒の子どもたちを治療した。

非常に悲劇的なことだが、今、ヨーロッパで200人が鉛などの有毒金属が貯蔵されているすぐ隣に住んでいる。

多くの子どもたちが亡くなっている。

私たちは、グルタチオンの静脈注射によって解毒治療を行い、4週間後には、尿中の中間代謝産物がかなり減った。

これを真っ白にすることを目指して、その後も数ヶ月治療した。

 また、ストレスはたいへん大きな問題である。こストレスは以下のことから生じる。

 ①「闘うか逃るか」思考=恐怖、不安、悩みを生む

 ②うつ感情、敗北感、無力感

 ③痛み症候群

 ④感染症、炎症

 ⑤低血糖症(低血糖状態)

 ⑥不十分・質の悪い睡眠

 ⑦光周期が乱される